【バズるかどうかは企画次第】TikTokでバズった企画4選

TikTokは10代の利用者が特に多いSNSの1つで、短い動画を誰でも手軽に作成でき、簡単に公開することができる、動画特化型のSNSです。 TikTokを見れば、今の若年層のトレンドをすぐに把握できます。 逆に捉えると、TikTokでバズることができれば、日本国内だけでなく海外のトレンドにのることも不可能ではありません。 そこで今回のコラムでは、過去にTikTokでバズった企画をご紹介しつつ、TikTokをマーケティングに活用するメリットもご紹介します。  

ユニクロ #UTplayYourWorld

まずご紹介するのは、日本の大手アパレルメーカーであるユニクロが行ったTikTok企画です。 #UTPlayYourWorldというハッシュタグを使用したグローバルワイドなキャンペーンで、日本・アメリカ・フランス・台湾で同時に開催されました。 ユニクロの代名詞とも言えるUTのモデルを選ぶキャンペーンで、参加者はお気に入りのUTを着て、ハッシュタグの音楽から好きな曲を選び、#UTPlayYourWorldを付けて投稿するだけで応募が完了します。 5カ国から1人ずつ選ばれ、選ばれた人には世界中のユニクロ店舗や公式SNSで流れる映像に出演できる権利が与えられました。 このキャンペーンは2週間という短い期間でしたが、最終的に約20万件以上の動画投稿があり、まさに大成功を収めました。  

江崎グリコ #ポッキー何本分体操

次にご紹介するのは、日本の大手お菓子メーカーである江崎グリコが行ったTikTok企画です。 同社は毎年、ポッキー&プリッツの日である11月11日に合わせて、さまざまなキャンペーンを行っています。 これは2018年に行われたキャンペーンで、参加者は#ポッキー何本分体操というハッシュタグを付けた動画を投稿することで応募できました。 投稿された動画の中から選出された動画は、渋谷の街頭ビジョンやSNS公式アカウントで放映され、大きな話題となりました。 ポッキー&プリッツを購入する世代とTikTokを利用する世代が近いため、非常に拡散力があったキャンペーンです。 最終的に#ポッキー何本分体操のハッシュタグが付いた動画は、キャンペーン期間の5日間で約23,600本投稿されました。  

コカ・コーラ #リボンでありがとう

次にご紹介するのは、大手飲料メーカーであるコカ・コーラ社が行ったTikTok企画です。 このキャンペーンは、コカ・コーラ社が販売を始めた、ラベルを加工することで赤いリボンを付けたようになる、リボンボトルの宣伝のために行われました。 #リボンでありがとうのハッシュタグを付けて楽曲を選び、動画を投稿するだけで参加することができました。 投稿された動画の中から審査によって選ばれた作品は、渋谷のスクランブル交差点にある大型ビジョンで放映され、さらに100名には1,000円分のクオカードがプレゼントされたそうです。 動画には必ずリボンボトルを映すことになっていたので、コカ・コーラ社にとっては動画が投稿される度に大きな宣伝効果を生み出していました。  

NIKE #NIKE塾ポーズチャレンジ

最後にご紹介するのは、大手スポーツアパレルブランドのNIKE Japanが行ったTikTok企画です。 NIKE Japanがオリジナルで作成したエフェクトを公開し、そのエフェクトをユーザーに参加してもらうことで宣伝を行いました。 これまでのキャンペーンとは異なり、新しいエフェクトを発信するというのも、ターゲットへの十分な訴求になります。 また、このキャンペーンでは世界的に有名なアーティストともコラボしているため、より注目度が高まっていました。 さらに、エフェクトの内容を塾のモチーフに絞ることによって、学生をターゲットにしていることがよく伝わります。 TikTokでは、このようにターゲットを絞ることで、よりマーケティングの効果を得られやすい傾向にあります。  

TikTokをマーケティングで活用するメリット

上記でご紹介したように、TikTokは多くの企業のマーケティングに活用されています。 そして、TikTokにはマーケティングで活用するメリットがいくつかあります。 ここからは、その中でもメリットを2つ見ていきましょう。  

低コストで高クオリティの動画が作れる

TikTokアプリ内で投稿されている動画はどれも非常にクオリティが高いです。 しかし、TikTokのユーザーが全て編集技術に長けているわけではなく、アプリ自体に誰でも簡単に高クオリティな編集ができる機能が搭載されているのです。 例えば、豊富なBGMからおしゃれな楽曲を選べたり、動画に特殊なエフェクトを付けられたり、再生速度を変えられたりすることができます。 どの編集技術もボタン1つで簡単に行えるため、特別な知識がなくても問題ありません。 そのため、少ない費用で企業の色を出した高クオリティな動画を公開することが可能です。  

ユーザーと近い距離でコミュニケーションを取れる

TikTokは他のSNSと同じように、動画に対してコメントを残したり、いいねなどの反応を送ったりすることができます。 企業アカウントの中には、ユーザーからのコメントに返信したり、コメントを取り上げた投稿をしたりするアカウントもあります。 コミュニケーションが取りやすいSNSだからこそ、ユーザーとの距離を縮めていくことが可能です。 企業やブランドの好感度を上げるために有効的なアプローチではありますが、一歩間違えると炎上につながりかねませんので、慎重に行う意識を持つことも大切です。  

まとめ

今回のコラムでは、過去にTikTokでバズった企画と、TikTokをマーケティングに活用するメリットをご紹介しました。 TikTokは、特に10代をターゲットにしている企画であれば、話題性が大きくなるプラットフォームだといえるでしょう。 誰でも簡単に高クオリティな動画を作成できるので、企画内容によってはバズることも夢ではありません。 ぜひTikTokを、宣伝活動などに役立ててみましょう。

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