stayhomeにおけるwebマーケティング

コロナの感染拡大によって、自宅で過ごす時間が増えているかと思います。要請レベルでもきちんとstayhomeを実践できている日本人の国民性というのは、素晴らしいの一言です。ただ、その一方でマーケティングのほうでは苦しんでいる方も少なくありません。 ここでは、stayhomeだからこそ考えていくべきwebマーケティングについてご紹介していきたいと思います。

支援になることをアピールする

Stayhome期間中、思っていたよりもつらかったという方も多いのではないでしょうか? 実際に、ストレスフリーで快適に過ごせていたという方は本当に一握りでしょう。自分自身だけではなく、日本中、世界中がつらい状況にあったかと思うのですが、こういうとき「助け合い」というものが自然と起こるようになります。 例えば、北海道の「復袋」といったものがテレビなどのメディアでもよく取り上げられていました。もちろん、復袋を購入した方の中には自宅にいながら北海道気分を味わいたかったという方もいるでしょうが、多くの方が「支援になるなら……」ということで購入を決めているのです。 もしそのサービスや商品の購入が何かしらの支援につながるのであれば、支援になることをアピールすることによってサービスや商品の購入が増える可能性もあります。支援にならないのに支援と謳うのはNGですが、何かしらの支援になるのであれば支援というキーワードを積極的に使っていくといいでしょう。 サービスや商品の購入が支援になるということは、それが誰かのためになる、誰かの役に立つということでもあります。サービスや商品を購入する際に、お金を使ってしまう罪悪感のようなものを抱いていたとしても、それが支援になるのであれば自分自身を納得させることができるのです。 言ってしまえば、支援という建前があることによってサービスや商品の購入に対する心理的なハードルをぐっと下げることができるわけです。支援をする側も心おきなくサービスや商品の購入ができますし、支援をしてほしい側もサービスや商品の購入を通して支援を受け取れるのでまさにWIN-WINの関係と言えるでしょう。

今必要とされているものを提供できるようカテゴリの幅を広げる

もともとインターネットの普及によってオンライン上でのショッピングをする方が増えているのですが、stayhome期間中というのは普段実店舗で買い物をしている方でもオンライン上での買い物に頼らざるを得なくなっていました。オンラインでのサービスや商品の提供をしていた方にとって、これは大きなチャンスでもあります。 基本的に家にいる時間というのは、今後購入する可能性のあるサービスや商品をインターネット上で検索することが多くなります。そういった検索結果できちんとヒットするようにweb上のコンテンツを充実させておく必要があります。 さらに、これまで取り扱っていたカテゴリの見直しも必要になってきます。マスクが高騰していたときにはアパレルショップがマスクを売っていたといった話もよく見聞きしていたかと思いますが、感覚としてはそれと同じようなものです。 もちろん、必要なものを高値で売りつけるということではなく、stayhome期間中だからこそ普段は取り扱っていないようなものでもカテゴリの幅を広げて必要なものを取りそろえるということです。そうすることで、もともと取り扱っていたサービスや商品が一緒に売れるという可能性も出てきます。

SNSで消費者とつながり、情報を発信する

そして、SNSで消費者とつながり、情報を発信することも大切です。もちろん、これまでもそのようにしてきたという方も多いでしょう。ただ、stayhome期間中というのはインターネットを利用する時間が増え、それに比例するかのようにSNSの利用時間もこれまで以上に増えているのです。 純粋にいろいろな相手と交流するためにSNSを利用している方もいれば、メールのようなやり取りのツールとしてSNSを利用している方もいます。好きな芸能人やブランドの情報発信を見逃さないために、SNSを利用しているという方もいるでしょう。 これまでは売り上げのためにSNSを活用していたかと思いますが、stayhome期間中のSNSでは既存の顧客にその存在をアピールすることに加えて、新しい顧客とのつながりを作ることを意識していきましょう。そのための情報発信をしていかなければいけません。 ちなみに、企業が企業らしからぬちょっと笑えるようなゆるい情報を発信するスタイルというのはやや飽きられつつあります。笑いは笑いで大切ではあるのですが、変に奇をてらうのではなく、シンプルに必要な情報を興味をひくような形で発信していくというのが理想です。

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