ECサイトへのマーケティング方法

皆さんは普段買い物をする時はどのように買い物をしていますか? おそらく、Amazonや楽天のようなネットショップを利用する方が多いのではないでしょうか。WEB・IT時代となったことに加えてコロナの影響もあり、実店舗で直接買い物をする人よりも、インターネット上で買い物をする人が増えています。 そんな消費者のニーズに対応すべく生産者側が導入し始めたのが「ECサイトマーケティング」です。今回はそのECサイトマーケティングについて詳しく解説したいと思います。

1.ECサイトとは

そもそもECサイトとは、Eコマース(E-Commerce)のサービスを提供するWEBサイトの通称です。Eコマースとはネットを通じて行われるモノやサービスの売買の総称であり、ネットショップ以外にもネットオークションサイト、コンテンツ配信サイト、オンライントレードのサイトなどが含まれます。ですが実際にはECサイトというとネットショップのことを指すことがほとんどですので本記事では「ECサイト=ネットショップ」という前提でお話させていただきます。  

2.ECサイトマーケティングとマーケティングの違い

ではECサイトマーケティングと一般的に行われているマーケティングにはどのような違いがあるのでしょうか。

①対象が全世界

一般的なマーケティングでは一度来店した顧客をターゲットにしていますが、ECマーケティングはインターネット環境が整備されたすべての国や地域が対象になるため、国内外の顧客をターゲットにすることができるのです。例えば国内では需要が減った商品でも、海外なら需要が高まる可能性もあります。

②対面ではなく非対面

マーケティングとECマーケティングでは、顧客の対応方法が異なります。実店舗を設けている場合は顧客と対面での接客が不可欠になりますが、ECサイトでは対面式の接客は必要ありません。基本的にパソコンやスマートフォンを介した顧客対応になります。顧客から問い合わせがあれば、メールなどで対応しますが、まったくやり取りがないまま購入に至るケースもあります。

③データの収集率

インターネット上のマーケティングの最大の強みといえばなんといっても、収集できる情報・データの量が多いこと。たとえば、アクセス数や離脱率、興味や関心が高いキーワード、ページあたりの滞在時間などのデータです。ECサイトとアクセス解析を連携させれば、ECサイトを訪れた顧客の行動履歴や属性などの詳細情報を簡単に取得できます。

3.ECマーケティングの集客方法

ここからはECサイトマーケティングの代表的な集客方法をいくつかご紹介いたします。

①リスティング広告

GoogleやYahoo!の検索エンジンで何か検索をしたとき、検索結果画面の上部に「広告」というアイコンのついたサイトがいくつか出てきますよね。リスティング広告は検索連動型広告ともいわれており、検索結果画面に表示される広告のことを指します。リスティング広告は、もっともアクセスの獲得効率が高いインターネット広告といわれています。 はじめてECサイトの広告を出すときは、まずリスティング広告からはじめるのがいいとされています。そては、ほかの広告にくらべて比較的かけた予算によるアクセスの獲得数を計算しやすいという特徴があるためです。

②ディスプレイ・バナー広告

Yahoo!やブログ記事をはじめとするさまざまなWEBサイト上に表示されるバナータイプの広告をディスプレイ広告といいます。ディスプレイ広告は、ユーザーの目に画像として製品を表示することができます。そのためブランドやショップの認知度を上げるためには効果的です。 ディスプレイ広告は単体で予算をかけるというよりも、ほかの広告とあわせて活用していくことで費用対効果がよくなる傾向があります。

③SNS広告

LINE・Instagram・Twitter・Facebookといったソーシャルネットワーキングサービス、いわゆるSNSを利用した広告です。今や多くの人がなにかしらのSNSを利用しており、その存在は人々の生活に深く根差したものとなりました。 SNSを利用するとき、ユーザーは自分の年齢や性別などのプロフィールを登録します。そのプロフィールや閲覧履歴などのデータを基にすれば、広告表示させる対象を細かく絞り込むことができ、自社の製品やサービスに興味を抱いてくれそうな人に効果的にアプローチできることがSNS広告の強みなのです。

④インフルエンサーによる紹介

インフルエンサーはファッション、美容、グルメなど、自身の得意ジャンルに関して面白い情報や有益な情報を発信し続けることでフォロワーを獲得しています。そのため、そのインフルエンサーのフォロワーは、少なくともインフルエンサーが得意とするジャンルについての興味関心が高い傾向にあります。専門性の高いインフルエンサーが自社商品を実際に使用したり、専門的な知見で客観的に紹介してくれると、彼らのフォロワーが商品に興味を持ってくれやすくなります。なかにはそのまま注文してくれる可能性もあります。

4.ECサイトマーケティングにおけるコンバージョン率向上のための方法

ECサイトマーケティングで効果的にコンバージョン率を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。

①魅力的なLPの作成

顧客に商品が欲しいと思ってもらうためには、魅力的なランディングページ(LP)を作成する必要があります。ファーストビューを工夫したり購入ボタンの位置や大きさ、色などのデザインを変更したりするなどの改善を行いましょう。

②おすすめ商品の表示

顧客が目当ての商品を検索できるというだけでは不十分です。プラスアルファとして顧客の閲覧履歴や商品検索をしたキーワードなどから、色違いの商品や類似商品をおすすめとして提示するレコメンド機能を追加しましょう。

③見やすくわかりやすいUI

顧客が見やすい、わかりやすい、操作しやすいと感じるUIほど、顧客の満足度が高まる傾向にあります。UIは、顧客の視点に立って、見やすさやわかりやすさ、使いやすさを見直しましょう。  

まとめ

いかがでしたでしょうか。ネットショップの利用者・利用率は今後どんどんと高まっていくでしょう。WEB・IT時代に対応するためにはECサイトマーケティングは必要不可欠です。今からでも間に合いますのでこれを機会にECサイトマーケティングについて知識を広げていきましょう。

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