【マーケターの仕事内容丸わかり】敏腕マーケターになるには

近年マーケターの人気が高くなっています。それはSNSやインターネットの普及により、様々なマーケティングジャンルが生まれてきたことも大きな理由のひとつでしょう。
ではそもそも「マーケター」とはどんな人たちでどんな仕事をしているのでしょうか。
今回はマーケターの仕事内容や、敏腕マーケターになるためのポイントをご紹介したいと思います。

1.マーケターとは

マーケターとはマーケティングの専門職に従事する人のことを指します。企業のマーケティング部門や、マーケティング支援会社でマーケターが活躍しています。
そもそもマーケティングとは、商品やサービスが継続的に売れるための仕組みを作ること。
マーケターの仕事とは、企業の経営戦略に基づいて売れる仕組みを作り、実践し、実際に成果を上げることです。企業のマーケティング部門などに配属された新人マーケターは、Webページの作成、メールマガジンの作成などの業務を担当することになるでしょう。成果が見えやすい一方で、責任をともないますが、短期間でスキルアップすることも可能な職種といえます。
 

2.マーケターの仕事内容

マーケターの主な仕事内容は以下の5つです。

市場調査・分析

より売れる商品を生み出すにはまずはデータが必要です。インタビュー調査・アンケート調査・行動観察調査などさまざまな市場調査を、インターネットやSNS、街頭など場所を変えつつ実施します。市場調査で集めた情報のデータ分析・統計分析し、潜在需要から最適な価格帯の設定まで商品・サービスの開発に必要な情報をまとめ、関係者に報告します。

企画・開発

調査・分析したデータや情報をもとに、商品やサービスの開発や改良、効果的な広告・販促の計画までの企画を立てていきます。企画や開発における経営側への提案や、開発部門との連携・調整もマーケターの仕事です。新しい価値を創造し、世の中に効果的に提供するために、企画の根拠を組み立てる構成力や柔軟な発想力が求められますので、プロジェクトの肝となる業務ともいえます。

営業・販促・広報

市場調査・分析の結果をもとに、ターゲットに合わせた効果的なプロモーション戦略を考えます。販促方法や営業手法を考えて、社内の広報や営業部門・広告代理店などと連携しながら、売上を最大化する商品・サービスの売り方を決めていきます。
カタログの掲載内容・SNSでのプロモーション・広告コピーの立案など、具体的な販売戦略も考えていきます。

④IT・デジタル

インターネットの普及により活用されるようになった「デジタルマーケティング」と呼ばれる分野の業務です。ECサイト・Webサービス・Web広告・動画・SNSなどターゲットがオンラインでアクセスできる媒体やツールを活用して、IT・デジタルの領域からマーケティング活動を支えます。オンライン上で幅広いマーケティング業務に関わることから、求められる知識や経験もITからマーケティングまで広範囲に及びます。IT・デジタルを得意とするマーケターは、特に「デジタルマーケター」「WEBマーケター」と呼ばれます。

コンサルタント

マーケティングの経験を重ねていくと「マーケティングコンサルタント」として業務を行うことがあります。コンサルタントは、「課題を抱えている企業や機関等から依頼を受け、その解決に向けた支援活動を行う」人です。マーケティングコンサルタントは、特にクライアントのマーケティング分野における課題を見つけて解決を目指します。潜在的な課題の調査、営業手法や販促施策の見直し、広告の取捨選択など改善策の提案や実行サポートを行います。
 

3.マーケターに必要なものとは

敏腕マーケターにはいくつかの共通点があります。その共通点をおさえて取り入れることで敏腕マーケターへの近道になるかもしれません。 [caption id="attachment_4042" align="aligncenter" width="961"] Digital Marketing Technology Solution for Online Business Concept - Graphic interface showing analytic diagram of online market promotion strategy on digital advertising platform via social media.[/caption]

・コミュニケーション力

「マーケティングとはコミュニケーション」と言われるように、マーケターは社内だけではなく、社外に向けた提案や調整もしていかなければいけません。時には商品につけるコンセプトをより多くのメンバーに納得してもらうために、プレゼンが必要な場面もでてくるでしょう。様々な立場、職種の相手に提案を受け入れてもらうための熱意や説得力、コミュニケーション力を敏腕マーケターは持っているのです。

・高いアンテナ

マーケターは時代の流行に敏感でなければいけません。時代の流れに合った情報を収集し、それをデータに落とし込む分析力も必要になってくるでしょう。常に高いアンテナを張っておけば流行や市場の需要を素早く察知することができるでしょうし、高い分析能力を持っていればその情報をもとに多くの人に自分の提案を受け入れてもらうことができるでしょう。

・地道なことも粘り強く挑戦できる根気強さ

マーケティングの仕事の多くは結果が出るまで常に検証と改善の繰り返しになります。結果を出すためには、コツコツと続けることが必要になってきます。こうした検証のサイクルを地道に回すことができる根気強さも敏腕マーケターは兼ね備えているのです。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はこれからマーケターを目指す方に向けておおまかなマーケターの仕事内容と、敏腕マーケターと呼ばれるようになるためのポイントをご紹介しました。マーケターの業務は多岐にわたります。そして時代の流れとともにその業務内容も変化し、そしてどんどん種類も増えていきます。常にアンテナを張り巡らせて臨機応変に対応する力、そしてそれをロジカルに説明・提案できる能力もマーケターには重要なポイントでしょう。


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