インタラクティブ動画の製作費用はいくら掛かる?

  近年、動画によるマーケティングが増加している中で注目が集まっているのが、インタラクティブ動画です。 インタラクティブ動画は従来の動画コンテンツからさらに進化した画期的な動画として、さまざまな企業・ブランドなどで作成されています。 今回のコラムでは、インタラクティブ動画を作成する場合の費用についてご紹介いたします。 インタラクティブ動画の作成を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。  

インタラクティブ動画とは

インタラクティブ動画とは、触れる動画という意味を持つコンテンツであり、視聴者がクリック・タップをすることで視聴中にアクションを起こせる動画のことです。 従来の動画は視聴するだけに留まっていましたが、インタラクティブ動画は自らの興味をアクションによって示すことができるので、製作者側にとってはユーザーの興味指数を分析できるツールになります。 公開後は分析結果を鑑みた改善を行い、PDCAを回していくことで、さまざまなビジネス目標を達成に導きます。 現代は若い世代の約8割が、スマートフォンなどで動画を視聴する時代です。 そんな中で個性を出し、記憶に残るような動画を作成するには、インタラクティブな要素が非常に重要になると言えるでしょう。  

インタラクティブ動画制作の費用相場

ここからは、インタラクティブ動画を制作する際の費用相場についてご紹介します。 工程毎に分けてご紹介させていただきますが、今回ご紹介させていただく費用はあくまで相場なので、依頼内容によって大幅に変化することがあります。 インタラクティブ動画を制作する際の予算の参考にしてください。  

企画構成・ディレクション

まず企画構成の費用相場は、3〜15万円が一般的な相場です。 企画構成では依頼者と実際に打ち合わせをしながら、内容・方向性を決めます。 また、インタラクティブ動画を制作する業者はマーケティングに関する知識が豊富なので、より効果的な動画に仕上がるようなサポートを行っています。 仮にマーケティングを考慮せず、依頼者の好みに合わせた動画を制作すると集客効果を発揮できない可能性があるため、効果的な動画を作るには企画段階でプロと綿密に打ち合わせを行う必要があります。 ディレクションの費用相場は、5〜25万円が一般的な相場です。 ディレクションでは、主に動画撮影に関わる人材や場所などの手配、スケジューリングなどを行います。具体的な例としては、ドラマや映画での現場監督になります。 悪天候や体調不良などでスケジュールが変更になった場合は、それぞれの手配を改めて行う必要があるため、追加料金が発生するケースもあるでしょう。  

台本作成・撮影

台本作成の費用相場は、5〜10万円と言われています。 台本作成とは動画全体の流れを作成する作業であり、ドラマ風に仕上げる動画の場合はセリフも書きます。 また、この段階で依頼者と打ち合わせを行い、確認を取る場合が多いです。 その後シナリオが決まり次第、撮影開始です。 撮影の費用相場は、8〜35万円と言われています。 撮影技術は多種多様で幅広いため、どのような撮影方法を用いるかによって費用が変化します。 実際にCGやVRなどの高度な技術を使用したい場合は、費用も大きくなるのが一般的です。 また、撮影が始まってから台本を変更したり、動画のコンセプトそのものを大きく変更したりすると、更に費用がかかります。 理想通りのインタラクティブ動画を作成したい場合は、企画や構想を綿密につくり上げておく必要があります。  

編集・音響効果・ナレーション

編集にかかる費用相場は、5〜25万円と言われています。 編集で不要なシーンを削り、分割して撮られた映像をつなぎ合わせながら、視聴者が見やすいような状態に仕上げます。 単純に映像のハイライトをつなげるだけでなく、映像としていかに分かりやすいかを追求しながら作成することがポイントといえるでしょう。 また、音響効果を付けるための費用相場は、3〜15万円です。 編集後の動画に、BGMや効果音などの音響を追加していく作業であり、編集作業と同時に行うこともあります。 映画のような作品の場合は、後から自然音だけで足りない部分を補うように効果音を追加することもあります。 そしてナレーションにかかる費用相場は、3〜10万円です。 製品やサービスなどのプロモーション系で使用する動画には、映像だけでは不明瞭な部分を補ってくれるナレーションをつけることが多いです。 ナレーションを社内で行う場合は費用を最小限に抑えることができますが、プロのナレーターに依頼する場合は相応の費用が発生します。 これらが、インタラクティブ動画を作成する際に発生する費用相場です。  

インタラクティブ動画を成果につなげるには

インタラクティブ動画の効果には、大きく分けて3つの要素があります。 まず、動画を公開することで視聴者に対する導線を仕掛けることができます。 例えばショッピング系の宣伝動画の場合、インタラクティブ動画の途中に購入先のサイトにつながるURLを設置することが可能です。 このように、視聴しながら興味ある商品のサイトに飛べると、ユーザーの手間が省けるため、購買意欲を促進させる効果があります。 そして2つ目に、インタラクティブ動画は印象に残りやすいという点が挙げられるでしょう。 なぜなら、単純に視聴しただけの動画よりも自らアクションを起こした動画の方が印象に強く残りやすいと言われているからです。 画面をタップするなどのアクション要素があるインタラクティブ動画は、まさに記憶されやすいコンテンツといえるでしょう。 最後3つ目は、ユーザー操作を分析できる点です。 インタラクティブ動画内のアクションを分析すると、ユーザーが興味を示した項目を簡単に割り出すことができます。 この分析結果をマーケティングに反映することで、売上実績を上げることができるでしょう。 これらが、インタラクティブ動画の代表的な効果です。  

まとめ

今回のコラムでは、インタラクティブ動画の製作費用についてご紹介させていただきました。 効果的なインタラクティブ動画を作成できれば、マーケティング効果をより大きく感じることができるはずです。 製作費用は使用する要素によっていかようにも変動するため、動画製作に取り組む際は専門業者に相談してみましょう。

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