SNS投稿用動画コンテンツを簡単に作る方法

最近YouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSに動画を投稿する人が増えてきていると感じたことはありませんか。SNSでの活動は、人気が出れば個人でも稼ぐことが可能ですし、企業もPRなどに活用しています。 ですが、実際の所、SNS投稿用動画コンテンツを作るのは難しいのでは?と考える方も多いのではないでしょうか。SNS投稿用動画コンテンツを作るにはどんな方法や機材が必要になってくるのか、今回はSNS投稿用動画コンテンツを簡単に作る方法をご紹介したいと思います。     

スキルに関して

動画を作るとなると、やはりある程度のスキルが必要なのでは?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、実は動画コンテンツを作成するのに、スキルや機材は必要ありません。 凝った動画を作成するとなると、専門的なスキル(撮影スキルや編集スキルなど)が必要になりますが、シンプルな動画であれば、それも必要ありません。 動画制作はスマートフォンが1台あれば、撮影から編集まで可能なので、誰でも今日から始められます。      

 動画の構成から決める

動画を作るときは、構成決めから始めることをおすすめします。 構成決めとは、まず最初に「なぜ動画を作るのか」「誰に向けた動画なのか」などコンセプトを考え、次に制作する動画の時間や流れを順番に書き出していきます。   ■コンセプトを考える 初めて動画コンテンツを作る際には、ターゲットや目的を決めることによって方向性が決まり、狙い通りの動画が仕上がります。 例えば新商品のコスメを売るビジネス目的の動画であれば、ターゲットは若い年代の女性で、動画を作る目的は商品の認知度をアップさせる、商品購入に繋げるなどがあります。 これらを明確にすることで、その後視聴者にその商品を購入してもらうなど、次の行動をとってもらいやすくします。   ■動画の時間を考える 昔は動画視聴となると、パソコンを立ち上げる必要がありましたが、今はスマートフォンで動画を視聴するユーザーがほとんどです。手軽に視聴できる分、動画も長い内容は最後まで見てもらえない可能性が高くなります。 より多くの視聴者に見ていただくには、だいたい3分、長くて15分程の動画がよいでしょう。    

編集のポイント

ただ良い感じに動画を編集するだけでは視聴者は集まってくれません。 一口にSNSといっても、投稿するコンテンツによって特徴があります。Twitterを例にすると、「拡散性」「リアルタイム性」が強みです。面白いと思った投稿や気になる投稿をリツイートすることで、自信のフォロワーにも情報が伝わるので、二次的、三次的な広がりが期待できるのがSNSの強みです。 しかしTwitterの場合、拡散がされやすいので、動画をどのように見せるか細心の注意を払うことも大事になってきます。 また、動画コンテンツを最後まで見てもらうには、動画の導入部分が一番大事です。 なぜなら、ユーザーに興味のあるもの、時間を費やす価値があるもの、自分にとって直接的に関心があるものではない限り視聴をやめてしまうからです。 その為、結論となるメッセージを先に伝えることや、ユーザーにとってどんなメリットがあるかかを最初の数秒でいかに視聴者に伝えるかが鍵となってきます。    

必要になってくる機材・ソフト

では次にSNS投稿用コンテンツにを作成するために必要となる機材はどんなものでしょうか。 冒頭でも紹介した通り、撮影・編集はスマートフォンでも出来ます。 ですが、少し凝ったものを投稿するのであれば、スマートフォンだけでは難しいです。     ■高品質な動画を制作するには 高品質な動画を編集する為には、PCが必要になってきます。 4Kではないシンプルな動画編集をするのであれば、それほどハイスペックなものは必要はありません。Intel CoreシリーズならCore i5、Core i7以上、第8世代以降がおすすめです。(4Kの動画編集ならCore i7以上を選んで下さい) またメモリは、8GB以上がおすすめではありますが、Adobe Premiere Proのような本格的な動画編集ソフトを使う場合は16GB以上が必要です。   動画ソフトは初心者のうちは、無料のものであればAviUtl(エーブイアイユーティル)・iMovie(アイムービー)、有料のものであればAdobe Premiere Elements・PowerDirector365(パワーディレクター365)が有名です。 他にも、スマートフォンの動画編集アプリなどがあります。 iPhoneアプリなら、デフォルトでダウンロードされている「iMovie」がよく使われているようです。 動画に字幕や音楽をつけることが可能で、いくつかのテンプレートも用意されているため、簡単に動画を編集することができます。    

撮影機材

動画撮影によく使用されるカメラは「一眼レフカメラ」「アクションカメラ」「スマートフォン」です。 「アクションカメラ」はアウトドアやスポーツ時に体に固定して撮影できます。逆に「一眼レフカメラ」は画質にこだわりたい人向けになります。 また、最近の「スマートフォン」のカメラは高性能になってきています。 iPhone7以降のスマートフォンであれば、高い品質の撮影が可能です。手ブレ補正にも対応しているので、予算や撮りたい動画に合わせて、自分に合ったカメラを選んでみて下さい。    

その他の機材

手ブレが気になる人は三脚やカメラジンバルなどがおすすめです。 三脚は手ブレが気になるというシーンや、1人での撮影に適しています。 カメラジンバルは、手ぶれを少なくするだけでなく、滑らかなアングル移動や手持ちではできないようなカメラの回転を実現できます。   さらに動画にこだわりたいという人におすすめの機材が照明・外付けマイクです。 動画撮影には照明があると、より一段と明るく撮影できるため、画質が上がり、視聴者も見やすくなります。 また、一般的なカメラには全てマイクが内蔵されていますが、音質はあまり良くありません。 より聞き取りやすい音質で録音をしたいのであれば、外付けマイクを導入するのも一つの手です。      

まとめ

SNS投稿用動画コンテンツを作るのは、それほど難しくありません。 今すぐ簡単に行いたければ、スマートフォン1台で動画の撮影から、編集まで行うことができます。ただし少し凝ったものを作るのであれば、お金をかけて機材やソフトの購入が必要になってくるということになります。 SNSはコミュニケーションだけではなく、ブランディングやマーケティング、ファンの育成などにも有効な手段です。 ぜひ、SNSを活用して動画を作成・投稿してみてください。    

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