はじめに
皆さんは誰かと会話をしている時、つい自分のことばかり話したり、相手が不快に思ってしまうようなトークをしてしまっていないでしょうか?
そのようなトークでは円滑なコミュニケーションや会話のキャッチボールができていません。やはり相手と良好な関係を作るためには、ただ話すだけでなく、相手が気持ちよくなるトークスキルが必要になってくると思います。
さて、今回のテーマは「相手を気持ちよくさせるトークスキルを磨くためには」についてです。相手のことを考えたトークスキルを磨くためにはどのようなことが大事なのかお伝えしていきますのでどうぞ最後までご覧ください。
なぜトークスキルを磨いたほうが良いのか?
実は相手に与える印象で大きな割合を占めているのは外見ではなくトーク力だと言われています。たしかに外見が良くてもトークが下手だと相手への高感度は下がってしまうでしょう。逆を言えば、外見に自信がない人がトークスキル磨き、トーク力を上げることができれば、相手に好印象を与えることができ、より良い人間関係が築けるようになるといえます。
トーク力が高ければ、仕事の商談や接待で大いに活躍できますし、気になる人と仲良くなれるかもしれません。トークスキルを磨くことは自分にとってかなりのプラスになると思いますので、ぜひこれからご紹介するポイントを実践してみましょう!
相手を気持ちよくさせるトークスキルを磨くためのポイントをご紹介!
point1.相手の話をちゃんと聞く!
会話下手の人の特徴の一つが相手の話を聞かないで、自分だけが一方的に話をすることです。
それに加え、相手には分かりづらい内容だと余計に相手は会話を楽しむことはできないでしょう。相手を気持ちよくさせるためには、まず「相手の話をちゃんと聞いてあげる」ことがとても大事なポイントなのです。
相手の話を聞いて、それに対して言葉のキャッチボールを始めましょう。言葉のキャッチボールが円滑に続けば自然と楽しい会話が弾むようになり、自分のことを知ってもらえ、相手のことも少しずつ理解できるようになり、有意義な時間になること間違いなしです。
point2.リアクションする!
会話する上での大事なポイントの一つが「リアクションする」ことです。
アメリカ人に比べ、日本人はリアクションが苦手だったり、リアクションが薄い印象を受けますが、やはりリアクションするというのはとても大事です。
じゃあどんなリアクションをすればいいのかというと、相手の話に対して良いタイミングで相槌を打ったり、会話の中で感情をだしたり、表情を豊かにするといった手法を使っていきます。
さらに言うと相手の言葉に対して興味があると伝えるために、身を乗り出してみたり、身振り手振りを使って会話を盛り上げていくということで、相手も楽しくなって気持ちの良いトークを生み出すことができるでしょう。
会話の中で「へぇ!」「そうなんだ!」「すごいね!」など明るい表情も加えて相槌を打つ意識をしてみるとトーク力にさらに磨きがかかると思います。
point3.会話の一歩目は挨拶から!
挨拶なんて当たり前と思うかもしれませんが、意外とできてない人が多いです。挨拶は対面する人に最初に行うべきアクションであり、会話をスタートさせるきっかけ作りにおいて重要なポイントであると考えます。
挨拶一つで相手の印象はだいぶ変わります。小さい声でごにょごにょと相手の顔も見ずに挨拶するのと、大きな声で笑顔で明るくあいさつするのと、どちらが相手は気持ちよくなるでしょうか?私は間違いなく後者だと思います。
相手が気持ちよく会話ができるように、まずは挨拶から改めてみましょう。挨拶を意識してできるようになったら今度は、「おはようございます!今日はいい天気ですね!」などの会話のきっかけ作りを意識してみてください。
point4.質問をする!
会話が続かないでちょっと気まずい場面は少なからずありますよね。その時に必要になってくるのが「質問をする」というトークスキルです。このスキルを磨けば、会話が続くようになるだけでなく相手への理解を深められるようになります。
会話が続かない原因としてよくやってしまいがちなのが、「はい」、「いいえ」で答えられるような質問の仕方をしてしまうことです。例えば「音楽は好きですか?」という質問をしたら大体は「はい」か「いいえ」で返事が帰ってきて、会話が終わってしまいます。なので「私はこういう音楽が好きなのですが、あなたはどんな音楽が好きですか?」という質問の仕方にすれば相手も返事する際の幅が広がるでしょう。
その時に大事なポイントの一つが、相手の興味がわかったらそれに対して少しずつ深堀していくことです。自分の好きなこと知ってもらえると分かれば相手も気持ちよくなりトークが弾むようになります。
point5.相手を褒める、肯定する!
自分を褒めてもらっていやな気分になる人はそうはいませんよね。しかしながら相手を褒めるというのは意外に難しく、苦手な人もいるかもしれません。相手をただ褒めすぎてもよくないですし、相手ではなく身に着けているのしか褒めないというのもよくないでしょう。
ポイントは相手の話を聞いて得た情報をもとにその人の長所を褒めていくことだと考えます。
例えば「そういう考えは素敵ですね!」や「〇〇さんはこういうことができるのはすごいと思います!」など。相手を肯定して、知りえたことから褒めることで、相手は自分自身のことをわかってくれて褒めてくれると感じて気分が良くなり良好な関係を作れることに繋がっていきます。
また、相手の変化に気づいた時もさりげなく褒めてみましょう。一番わかりやすい例でいえば「〇〇さん、髪の毛切ったんですね!よくお似合いですよ!」など。それに加えて「どこの美容院に行かれているんですか?」の質問をすれば会話のきっかけを作ることもできます。ぜひ、意識してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したポイントを押さえて意識して実践していけば、今よりも相手を気持ちよくさせるトークスキルに磨きがかかると思います。
相手が気持ちよく会話ができるということは自分にとっても必ずプラスになりますので、ぜひ日常の中で相手のことを想いやる気持ちを持ちながら会話を楽しんでみてください。
少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです。