フリーランサーのメリット・デメリット②

今は働き方というものが本当に多様化しています。そういった中で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、自分の働き方を改めて見直すようになったという方も多いのではないでしょうか?実は新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、今フリーランサーという働き方が再度注目を集めるようになっています。ここでは、フリーランサーとして働くメリットとデメリットについて詳しく触れていきたいと思います。  

フリーランサーという働き方とは?

まずは簡単にフリーランサーという働き方についても触れておきましょう。通常、働くといったときには多くの方がサラリーマンのように特定の企業に雇われている立場を思い浮かべるでしょう。自分よりも大きな何かに雇われて、属している状態です。もちろん、これも働き方のひとつです。 ただ、フリーランサーというのは特定の企業であったり、団体であったり、組織であったりというものに属さない働き方になります。個人事業主といったほうがわかりやすいかもしれません。自分の知識やスキルといったものをいろいろな相手に提供して、それで収入を得ていくという働き方です。    
 

フリーランサーのメリット

では、さっそくですがフリーランサーとして働くメリットについて見ていきましょう。  

【時間に縛られることがない】

まず挙げられるのが、時間に縛られることがないという部分です。一般的な会社員であれば、毎日同じ時間に起きて同じ時間の電車に乗って、決まった時間までに出社しなければいけません。しかしながら、フリーランサーとして働くようになるとこういった時間の縛りがなくなります。 もちろん、受けた仕事の内容によっては時間的な拘束を受けることもあるかもしれません。ですが、企業に勤めているときと比べればその自由度はかなり高くなってくるでしょう。好きなときに食事ができて、好きなときに休憩をすることもできます。時間に縛られることなく、時間の自由度が高いというのは第一のメリットです。  

【場所が自由に選べる】

フリーランサーとして働くようになると、働く場所というのも自由に選べるようになります。フリーランサーとしてどのような仕事をするのかにもよるのですが、基本的に今はインターネットさえ使える環境にあればできる仕事が多くなっています。そのため、自宅はもちろん、カフェや宿泊先などでもフリーランサーとしての仕事ができるようになります。 家で子育てや介護をしながら働くということもできますし、所要があって遠方まで出かけるようなことがあっても出先で仕事をすることも十分に可能なのです。ひとつの場所に縛られないからこそ、自分の生活に合った働き方ができます。

【収入がアップする可能性がある】

一般的に企業勤めからフリーランサーへの転向となってくると、収入が激減してしまうようなイメージがあるかもしれません。確かに不安定になるからこそ収入が一時的に減ってしまうこともあるかもしれませんが、逆に収入がアップする可能性もあるのです。 なぜかというとやればやるだけ仕事での収入が入ってくるわけですし、クライアントと直接やり取りをするからこそ報酬をそのまままるっと受け取ることができるのです。企業に勤めながら昇給するのを待っているよりは、効率的に収入アップを目指していくことができるでしょう。  

【人脈を広げていくことができる】

フリーランサーというと孤独な戦いを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、今はフリーランサー同士の交流というものも積極的におこなわれています。フリーランサーの協会といったものもありますし、フリーランサー同士の集いのようなものもあります。SNSなどで集客をおこなっているフリーランサー同士でやり取りをするということも日常茶飯事のようです。 こういった何気ないやり取りの中から、人脈を広げていけるのはフリーランサーにおける大きなメリットです。企業などに属していないからこそ、しがらみなどもなく、自由に交流することができますし、そこから新しいビジネスチャンスをつかめることもあるでしょう。

フリーランサーのデメリット

先ではフリーランサーのメリットについてご紹介しましたが、フリーランサーとして働くからこそのデメリットもあります。特に、デメリットのほうを十分に理解した上でフリーランサーという働き方を選択していきたいところです。  

【体調管理が大変】

一般的にも「体が資本」と言われるように、仕事においては体調管理が求められます。フリーランサーという働き方になってくると、企業などに勤めているとき以上に体調管理が求められるようになります。というのも、ダウンしたときに助っ人が期待できないので、自分が常に万全な状態で仕事をできるようにしておかなければいけないのです。 それに体調が悪いからと休んでいると、その間の収入はゼロになってしまいます。今はフリーランサー向けの保険も出ていますが、やはり自分自身が働ける状態を維持しないといけないという部分は大変になってきます。  

【スケジュール管理が大変】

フリーランサーになると体調管理だけではなく、スケジュール管理も大変になります。仕事内容にもよるのですが、基本的にフリーランサーになると複数の仕事を同時進行でいくつも抱えることになります。そのため、「何をいつまでに」というスケジュール管理が本当に大変なのです。 場合によってはクライアントの都合で納期が前倒しになることもあるでしょうし、体調不良で思うように仕事を進められなくなってしまうこともあるかもしれません。そういったところも含めてのスケジュール管理になりますので、大変になってくるのです。  

【仕事以外の作業も発生してくる】

フリーランサーにとって大きなハードルとなってくるのがズバリ、確定申告です。毎年多くのフリーランサーが確定申告に泣かされているわけですが、確定申告自体はもちろん、確定申告に必要となってくるものも日頃から準備しておかなければいけません。 どこの誰からそれだけの報酬を得ているのか、いつどこでどのような経費が発生しているのか……こういった仕事以外の作業もたくさん発生してきます。こういった作業に慣れている方であればぱぱっと手早くできるかもしれませんが、そういう方は少ないです。多くのフリーランサーがひぃひぃ言いながら確定申告に向けて準備をするのです。  

【不安定である】

フリーランサーというのはどれだけ稼いでいる方でもいつどのような形で仕事を失ってしまうかわかりません。もちろん、企業などに勤めている方でもいつクビになるかはわからないのですが、それ以上に不安定なのがフリーランサーという働き方でもあります。 不安定であるからこそいろいろな可能性が探れる働き方でもあるのですが、この点はフリーランサーという働き方を選ぶ上で十分に理解しておくべきですし、覚悟を持たなければいけません。ただ、今はフリーランサーという働き方を選択する方もかなり増えていますので、情報も共有しやすくはないっているかと思います。    

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