実店舗やネットショップから商品を購入するときに無料で使える、便利なリサーチツールはご存知でしょうか。
商品を購入する際、少しでも安く購入したいと思うのは皆同じです。
実店舗で商品を購入するときは店主と交渉しますが、リサーチツールを使うともっと簡単に価格と商品を見極めて購入できます。
また、安く商品を買って転売する「せどり」を始めるなら、知っておくと良いでしょう。
今回は、無料で使えるリサーチツールをご紹介します。
リサーチツールとは
リサーチツールを活用することで、商品に関する様々な情報を得ることができます。
複数のサイトで何が売れているか、購入者のキーワードは何か、ランキングや価格、出品者数の推移などの情報を見ることができます。
知りたい情報は人それぞれですが、使用するための購入でも、せどりのための仕入れとしても、商品のリサーチで得られる情報は役立つでしょう。
主に商品を仕入れるためなら、ニーズの可能性や売れ行きなどを考慮して、どの価格帯の商品をどれくらい購入するかを検討しなければなりません。
リサーチツールは、リスクを抑える手掛かりになる情報を得るために活用できます。
リサーチツールのメリット
せどりを始める方にとってリサーチツールのメリットは何でしょうか。
事前に商品をリサーチして、利益が出るまでのスピードを見ていると、商品の傾向や価格の推移を予想できます。
そのため、転売・購入の双方で商品価値を判断することが可能です。
また、プレミア商品・マニアック商品など高価で流通が少ないものは、特徴を理解すると利益商品を見つけられるようになります。
逆にアウトレット・在庫処分・訳アリ商品は、在庫確認と値段交渉により安価で購入できる可能性も高くなります。
無料リサーチツール
無料のリサーチツールなら費用をかけずに調べられるので、金銭的に損をすることはありません。
ここでは、よく使われているツールをご紹介します。
Keepa
Keepaは、せどりをしている方なら必ず目にする定番のツールです。
このツールには様々な機能が備わっており、主に価格変動履歴・Amazon在庫状況などのグラフ表示・価格トラッキングを利用します。
他にも、出品者数増減履歴・ライバルの在庫状況確認などの機能があり、使いやすいように表示を変えることができるため、扱うジャンルを問わず活用できます。
Keepaは一部有料プランの契約が必要ですが、無料プランの範囲でもとても優秀なツールです。
モノサーチ
モノサーチは、ネットショッピング・せどり・転売まで便利に使えるツールです。
代表的な機能として、他サイトの在庫表示機能・ライバルセラーの在庫数表示・FBAシミュレーターを中心に多彩な機能を備えています。
また、ワンクリックで他サイトの同じ商品ページに移動できます。
主な機能を中心に商品情報を簡単に取得したり、気になる情報に移動して確認したり、無料とは思えないほど充実しているのです。
モノサーチは、効率良くリサーチができる機能が完備された優れたツールです。
AMZ Seller Browser
AMZ Seller Browserはダウンロードするだけで、Amazonの検索画面に知りたい情報を表示してくれるツールです。
商品を検索すると、ランキングやランキング変動・価格変動グラフが表示され、ある程度の推移が分かります。
このツールではBA出品者数もASINの横に表示されるため、効率的に商品を選択できます。
AMZ Seller Browserは他のツールに比べると、瞬時にある程度の情報を得ることができるため、効率良く商品を見極めることが可能です。
SearchBar
SearchBarは、調べたい言葉をドラッグしてキーボードをタップすると、ショッピングサイトに移動して効率良く検索できるツールです。
このツールは、使用するボタンをカスタマイズすることで、さらに利便性が向上します。
まず、英語表記が苦手なら日本語表記に変換でき、カスタム検索で「高度なオプション表示」をクリックして、不要な項目は外しましょう。
また、検索URLから検索ページに直で移動できるため、よく使うサイトを登録すると効率良くリサーチできます。
モノゾン
モノゾンは過去の月間販売数や月間販売数を確認できるツールです。
例えば、過去1ヶ月~3ヶ月の販売数、平均月間販売数、3ヶ月間の合計販売数が分かるため、販売可能数を予測できます。
しかし、Amazonのデータを完璧に取得できていないことや、モノレートのデータを参考にしていることから正確性が低いことがあります。
そのため、せどりを始めるなら仕入れやリサーチのコツを身につけて、売れる商品を狙って仕入れミスを防ぎましょう。
無料ツールの限界点とは
無料ツールでも機能が豊富で優秀なものもありますが、無料では届かない限界点があります。
本格的にせどり・転売を始めると決めたなら、商品の傾向や販売価格と推移などを、無料ツールを使用して感覚的に理解することが大切です。
次第に無料ツールにはない機能が欲しいと思うようになり、有料版の導入を検討するようになるでしょう。
操作に慣れていれば、有料のリサーチツールで経費を使っても、すぐに効率的なリサーチができるため無駄にはなりません。
まとめ
無料で使えるリサーチツールをご紹介させていただきました。
時代や働き方が変わり、せどりを始める方も多くなってきました。
せどりは、ただ安いものを売るのではなく、様々な情報を見て購入を見極める必要があります。
ぜひ、リサーチツールを効果的に使って、商品の購入に役立てましょう。