アイディアを生むためにやるべきこと

テレビでも絶体絶命のピンチをアイディアで切り抜けた話が取り上げられています。また、誰もが感じていた何でもない問題、それをちょっとしたアイディアで解決。グッズ化したら思わぬ利益を生み、ビジネスにおいても重宝されるアイディア。

アイディアとはすべての人が持つ宝の山なのです。

  今回は、あなたの中に眠る宝の山が「宝の持ち腐れ」にならないよう、眠れるアイディアの起こし方を紹介していきます。 頭をすっきりさせるストレッチもあるので日常的に使えます。  

アイディアを出しやすい頭を作る

まずは、アイディアを出しやすくするために頭のストレッチから始めましょう。  

1. ストレスを緩和するストレッチ

ストレスを緩和するには心を安定に保つセロトニンの分泌が重要です。 セロトニンは日光を浴びる、またはリズミカルな運動で多く分泌されます。分泌されたセロトニンの90%が消化器官で消費されるため、分泌量を増やし、血行を良くして脳にまでセロトニンを届けることが重要になります。 リズミカルな運動というとランニングやウォーキングといった体を動かす運動をイメージしますが、意識的な呼吸や食事の咀嚼といった、いつでも誰でもできる運動でもよいのです。 血行をよくするためには、太ももや腰を伸ばしたり肩甲骨を動かすストレッチが有効です。  

2. 脳の疲労解消するストレッチ

脳の疲労解消に最も有効なのは睡眠です。 より良い睡眠をとるためには、眠る前に揺動緩解運動、圧動緩解運動、擦動緩解運動を行うことが良いとされています。 上記の3つはどれも横になって行うもので、手足をブラブラ揺すったりジタバタするだけの簡単な運動です。 また鶏むね肉にはイミダペプチドと呼ばれる疲労軽減物質が多く含まれているため、運動と合わせて摂取することをお勧めします。  

3. 脳全体を活性化させるストレッチ

脳を活性化させるのに大事なのは運動です。 体を動かすことにより脳の第一運動野が活性化し、その刺激により脳全体が活性化します。 脳を活性化させる食品は有名なところだと青魚や豆類、キノコ、海藻類といった日本人なら日常的に食べているものが多いです。   つまりアイディアを生む頭を作るということは健康な身体を作ることにも繋がっているというわけです。  

アイディアが出やすい環境

ひとりでアイディアが出やすい環境は、入浴中や就寝前、飲酒の時などリラックスしていて何かについて深く考えていない時です。また、通勤・通学のバスや電車内には多くの広告が掲示されていて、車内外から入ってくる外的刺激も多いため、全く考えていなかったクリエイティブな刺激を得られる環境です。 流動性ネットワークの中に身を置くことも大事です。流動性ネットワークとは意見交換の場のことであり、様々な意見を出し合うことで新しいアイディアに昇華します。 また、アメリカのニュースキャスターであるマヌーシュ・ゾモロディ氏は、退屈な時間が優れたアイディアを生むと言いました。 なぜ退屈の時間が優れたアイディアを生むのか。その仕組みは脳のネットワークの一種であるデフォルト・モード・ネットワーク(以下「DMN」)によるもの。その名の通り、デフォルトつまり何もしていないぼーっとした時間、退屈な時間が集中しているときのに、脳内ネットワークの何倍ものエネルギーを消費しているからです。では大量のエネルギーを消費して脳は何をしているかと言うと、記憶の検索やそれまでに与えられた様々な情報を整理しているのです。そのおかげで情報をより引き出しやすくなるため新しいアイディアが出やすくなるのです。 このDMNをより働かせる具体例として後述するマインドフルネス(瞑想)があります。      

1.マインドフルネス(瞑想)とアイディア

一昔前まで瞑想は禅宗的で科学的にもあやふやなものであったため敬遠されていました。しかし近年世界中の有名な大学、多数の公的研究機関で瞑想が精神面にプラスに働くという事が科学的に立証され、さらに宗教的な部分を取り除き現代に取り込みやすくしたものがマインドフルネスです。 人間の脳は意識と無意識の二つに分類されます。マインドフルネスは無意識をコントロールできるようにすることなのです。無意識をコントロールすることで他の事を考えずに一つのことに集中できるようになります。 マインドフルネスのポイントは「調心・調身・調息」の三つです。姿勢・呼吸を整え、精神(心)を落ち着け、呼吸や体の内側の感覚のみに意識を傾けることで、何もしないぼーっとした時間、つまりDMNを引き出し、アイディアを生み出しやすい状態が作られます。  

2. 日常生活とアイディア

日常生活の中にも多くのアイディアの種が眠っています。例えば買い物に行った時、商品のパッケージはより消費者の目に留まるようデザインされています。そういった時、こんなデザインだったらもっと目に留まるのではと考えてみると想像力が豊かになります。この小さな積み重ねが後々生かされてくるのです。また時には異業種の人と交流を持つことも大切です。異業種の人と交流するのは日常生活ではないと思うかもしれませんが、ただ仲の良い友と酒を酌み交わし仕事の話をするだけで異業種と交流を持てるのです。その業種を知らないからこそ出てくるアドバイスが思いもよらないアイディアを生むのです。 そして逆転の発想。例えば男が家事をする時こういう商品があると便利だな、コレとコレが一つに纏まっていたら楽だなという考え方です。こういった日常の不便さからアイディアが生まれるのです。  

まとめ

いかがだったでしょう、あなたの中に眠るアイディアは目覚めそうですか。 今回紹介した方法のいくつかは日常の中にあるものですから、ちょっとしたことでアイディアの断片が結び付き、周りを驚かすアイディアを思いつくかもしれません。 自分は新しいことを考えられないという人もアイディアとは、新しいものを考える事だけでなく既存のものをより利便性の高い物へ押し上げるものです。そういう人こそ既存のものを組み合わせて全く新しいものを生み出すことができるのかもしれません。 あなたの中に眠るアイディアという宝は無限大なのです。 ストレス・疲労解消ストレッチは日常的にも役に立つので、是非実践してみてください。  

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