「自分にはデザインセンスがない」「デザインセンスがある人がうらやましい」そんな悩みを抱えていませんか。多くのデザインを作り出してきた人でも、1度はスランプに陥るもの。
デザインを作りだしても作り出しても、どこか満足できない。そんな瞬間が訪れます。この記事では、そんなデザインで悩んでいる人向けにデザインセンスを磨く方法を紹介。
デザインセンスを磨くのに、役立つ情報を解説していきます。もっと自分のデザインセンスを磨きたい!熱い気持ちを抱いている人は、参考にしてください。
さまざまなデザインを見て触れる
デザインセンスを磨くのに大切になるのが、町にあるデザインに触れることです。駅の広告・店のロゴ・電車広告など、町に出かけるとさまざまなデザインが目に入ります。
「このデザインは誰に向けたものなのか?」「デザイナーはどんなことを考えていたのか」デザインを見るだけで、センスが磨かれます。
自分の頭の中だけで、良いデザインを生み出すのは難しい。デザイナーのセンスに触れて、完成を研ぎ澄ませることが大切です。興味があるデザインを見つけて、「なぜそのデザインに惹かれたのか」
考えていくことが大切になってくるでしょう。
自分の好きを見直す
自分の中にある「好き」を見直すのも、デザインセンスを磨くために重要です。さまざまなデザイン触れていると、自分の中にある感覚があいまいになることがあります。
「自分らしくないデザインになった」「これってどこかで見たデザインじゃない?」好きが分からなくなると、自分らしいデザインを作り出せなくなります。
子供のころにどんなデザインが好きだった?1番に感動したデザインは何だった?自分に問いかけることで、自然とデザインセンスを身につけることができます。
自分の好きを見直す際は、好みのデザインをノートに書きだしてみてください。自分を客観的に見ることができるため、好きを見つける際に役立ちます。
どんな相手に向けてのデザインなのか?ターゲットを決める
作ったデザインを自分で見るだけなら問題ありません。しかし人に見せて評価をもらうためには、相手の立場を考えてデザインを作る必要があります。
デザインを作る前は、まずどんな相手をターゲットにするのか考えてみましょう。
・相手の年齢・性別
・性格
・家庭環境
・趣味趣向
特定のターゲットに向けてのデザインは、人の心を強く打ちます。相手の立場や気持ちを考えたデザインを作ることは、デザインセンスを磨くうえで重要なポイントといえるでしょう。
「ターゲットを想定するのが難しい」そんなときは、ブログやSNSでアンケートを取ってみるのも1つの方法です。
特定の条件の元に質問をしていくと、自然と「この年齢層はこういったデザインを好む」「〇〇の趣味を持った人が好むデザイン」をイメージできるようになります。
何も考えずデザインを作る
デザインセンスを磨くためには、経験を積むことも大切です。思いついたデザインを、何も考えず形にしてみてください。長く休んでいると、デザインを作り出す力が徐々に弱っていきます。
それまで何十年も専門職に就いていても、長く休んでいると仕事の勘を取り戻すのに時間がかかるもの。
デザインを作り出す技術も同じで、長く手掛けていないとデザインを生み出す勘が弱っていきます。1週間に1度・2週間に1度など、頻度を決めてデザインを形にしてみてください。
どうしても気が向かない・・・そんなときは、まず線や点だけを紙に書いてみる・好きなモチーフを紙に書いてみる。
簡単な作業から始めてみるのをおすすめします。簡単な作業から少しずつ行うことをベイビーステップと言い、1番の難関「始める」までのストレスを軽減してくれます。
良いデザインを作り出すためには、まず小さな作業から始めることが大切。ベイビーステップで、徐々に自分のやる気を引き出してみてください。
デザイナーの考え方を参考にする
デザイン業界で長く活躍するデザイナーは、それまでに多くの困難を乗り越えています。
スランプやデザインの失敗など、困難に遭遇するたびに何らかの対策を行っているのです。
そんなデザイナーの考え方を参考にすれば、デザインセンスを磨くためのヒントを得られるでしょう。デザイナーのブログ・SNS・書籍など、学ぶ方法は多く存在します。
自分と感性が似ている・興味深いデザインを作り出している。そんなデザイナーを見つけて、考え方を参考にしてみてください。
最後にココが大切!体調管理を万全に
デザインセンスを磨くのに、最も重要となるのが体調管理です。身体が疲れている状態で、魅力的なデザインを生み出すのは難しい。気持ちに余裕があれば、斬新なデザインを生み出すきっかけを得ることができます。
体調管理の基本は栄養バランスに優れた食事・適度な運動・充分な睡眠です。なるべくストレスをためない生活を心がけ、心にゆとりがある状態にしていきましょう。