世界最大級のECサイトであるAmazonは、ネットショップを営んでいる企業や個人事業主の方が多く商品を出品しています。
しかし、有名なサイトであるために多くの商品の中から自社の商品を見つけてもらうのは、非常に困難だと思われる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、ぜひ利用してほしいのがamazon広告です。
今回は「意外と知らないamazon広告」というテーマで、amazon広告の特徴や種類、また運用方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
amazon広告の特徴
Amazonの出品者がAmazonに対し広告費を支払うことで、検索結果上位に表示させることができるのがamazon広告です。
さらに、出品者でなくてもAmazonに広告出稿をすることができますので、今後広告主にとってますます重要性が高まってくるといえるでしょう。
次に、amazon広告の特徴をお伝えしていきます。
購入しやすい仕組み
買い物をするためにAmazonを利用しているユーザーはログインしていれば、新たに決済情報を入力する必要がありません。
そのため、購入までの距離が自身で運営するECサイトに比べても近くといえるでしょう。
また、商品に関する情報を検索するために利用されることが多いGoogleやYahoo!などの検索エンジンとは違い、Amazonを検索される方は基本的にすでに何かを買いたいユーザーです。
このように利用の目的が異なり、検索エンジンよりも購入されやすい仕組みができているのがAmazonなのです。
そのため、amazon広告を使用することでさらに商品の購入に期待ができます。
強力なターゲティング
amazon広告の最大の強みは、ユーザーの購買意識の高さがあげられます。
Amazonを訪れるほとんどのユーザーは、何か商品を購入する目的で訪れる方が多く、販売している商品と類似する商品が気になっているユーザーのところに、広告を出稿することができます。
そういったことから、Amazonの豊富な商品閲覧から購買までのデータを利用したターゲティング配信が利用できるのです。
閲覧や購買履歴をもとに想定されるライフスタイルや、商品の購買以降に基づいた広告配信は非常に強力だといえるでしょう。
amazon広告の種類
amazon広告は8種類に分類されています。
①スポンサープロダクト広告
②スポンサーブランド広告
③スポンサーディスプレイ広告
④ストア
⑤ディスプレイ広告
⑥動画広告
⑦カスタム広告
⑧Amazon DSP
まず、①スポンサープロダクト広告は広告に感じさせない見た目になっております。
ユーザーがクリックしやすいため、費用対効果が高いという特徴があり、出品する商品に類した商品を検索しているユーザーに向けて出稿することができます。
次に、商品やブランドの認知度を上げたい方には②スポンサーブランド広告が最適です。
検索結果に表示された最大3つの商品に焦点を当てた、ブランドロゴとカスタマイズ可能な見出しを備えた広告になり、ブランドの認知度の向上と自社サイトへ誘導することができます。
他にもそれぞれの広告には特徴がありますので、ぜひ自社サイトの目的に最もあう広告を見つけてください。
amazon広告運用方法
はじめてamazon広告を利用される方は運用方法がわからない方も多いでしょう。
そんな方のためにamazon広告の運用方法についてご紹介していきますので、参考にしてください。
1ページ目の最上部に表示させる
検索結果の1ページ目の最上部に表示させるようにクリック単価の調整を行うことが大切です。
理由はAmazonに限らず、Googleなどの検索サイトで検索した場合、多くの方がクリックするのは1ページ目だけだからです。
もし、1ページ目で目的とする商品や情報がない場合、違う検索ワードを入れて検索される方が多いでしょう。
Amazon内の目にとまりやすい場所に広告掲載されると売れやすくなるのはもちろんですが、商品が売れるほど自然検索においても上位表示されやすくなる効果も期待できますので、1ページ目に表示されるように調整してみましょう。
充実した商品ページ
スポンサープロジェクト広告とスポンサーブランド広告は、どちらも商品詳細ページに移動させることができますので、充実した商品ページが必要になってきます。
どんな広告でもいえることですが、売れそうにないページに集客しても売り上げが上がることはありません。
まずは、商品の利点がしっかりわかる画像と商品情報の登録を丁寧に行い、充実した商品詳細ページを作成しましょう。
まとめ
自社サイトをお持ちでない方やこれからネットショップをはじめようとお考えの方、また購入者として利用していた方はamazon広告を詳しく知らない方も多いでしょう。
しかし、インターネットの普及により、ネットショッピングを活用される方が多くなってきていますので、そういった情報を知っていかなければならい時代になっています。
今回は、amazon広告を全く知らない方でもわかるように詳しくご紹介しましたので、ぜひこの機会にamazon広告をはじめてみてはいかがでしょうか。