誰でもできる動画加工

YouTubeからTikTokまで、様々なSNSで動画を見る機会が増えました。 自分でも動画を撮ってUPしてみたい!面白いことやキレイな景色を撮ってSNSで何かしてみたい!とYouTuber人気からチャレンジする方も多くなりました。 プロの動画クリエーターは多種多様な知識をもっていますが、趣味が高じてCG制作や編集ができるようになった方も存在します。 動画加工は難しく感じるかも知れませんが、ここでご紹介することを参考に、チャレンジしてみませんか?

動画加工の基本

動画加工を始める前にパソコンのスペック(環境や機能)を確認することが大切です。 パソコンに動画を加工するソフトをインストールする必要があるので、標準搭載されているソフトの有無も確認してみましょう。

必要な機器を調べる

使いたいソフトが現在使用しているパソコンに対応しているか確認してから、ダウンロードやインストールを行いましょう。 パソコンのCPUは最も重要な部分で、簡易な作業でもCore i5以上、高いクオリティで快適な作業を求めるならCore i7以上が必要です。 動画編集に必要なメモリのスペックは8GB~16GB以上で、ストレージは256GB~512GB程度、確保することをおすすめします。 また、作成する動画が増えるほどHDD容量が圧迫されるので外付けのHDDがあると安心です。

動画加工を始めてみましょう

動画加工は文章を作成する画面とは違い、機能が豊富で作業も複雑に感じますが、実はとても単純でシンプルです。 ソフトを変えてもツールやボタンの位置が違うだけで、慣れると効率的にスムーズな作業ができます。 では、早速ソフトを起動して動画加工を始めてみましょう!

アップロード

初めに行う作業は、動画素材を動画ソフトにアップロード(読み込ませる)することです。 パソコンの中に動画があるだけでは作業ができません。 動画素材や使いたい音楽、画像などをソフトに読み込ませて初めて編集や加工ができます。

切り貼りと装飾

アップロードした素材の不要な部分を切り取ったり、貼りつけてつなぎ合わせ、仕上げていきます。 テキストや飾りのアイデアは工夫次第で無限に創造可能なので、クリエーターは常にオリジナルのスキルを磨いているのです。

動画を出力する

最後に、出来上がった動画を出力すれば完成です! 一度出力した動画は再編集したいと思っても、追加や分割は可能ですがテキストや効果を外すことはできません! 必ず、出力する前にソフト専用のファイル形式や、使用目的にあわせたファイル形式で保存しておきましょう。

基本用語と注意点を把握しよう

基本的なことを知らずにパソコンを使っていると、作業が進むにつれて分からなくなり思うように進まないことがあります。 基本用語を知ることで注意点も把握できるようになり、作業もサクサク進みます。

知っておきたい基本用語

専門用語が多すぎて何がどういうことなの?サッパリ分からない!となるのはよくあることです。 動画の編集や加工を行う際に、特に重要な5つの基本用語を覚えましょう。

トリミングとエフェクト

動画の一部分をカットするトリミング機能は、切り取り開始位置を『IN点』切り取りが終わる位置を『OUT点』と呼ぶこともあります。 動画やオーディオに、さまざまな特殊効果を付けるエフェクト機能は、高クオリティな作品を作る場合は専用ソフトが必要になるケースもあります。

クリップとコーデック

コーデックは動画・音声のファイルを圧縮・変換する際に使われるプラグラムで、動画コーデックや音声コーデックがあります。 動画編集ソフトなどに取り込んだ動画資材のことをクリップといい、動画クリップ、音声クリップ、画像クリップがあります。

フレームレート

動画の滑らかさを決める要素であるフレームレートは、fpsという表現が多く用いられており、1秒あたり何枚の静止画が連続されているかということになります。 値が大きければ大きいほど繊細な動画になります。

加工するときの注意点

最近では4K動画などの新しい規格形式があり、パソコンのスペックによっては対応できない場合もあります。 カメラやスマートフォンで録画した映像に編集や加工をするとき、録画形式とソフトが対応しているかを確認しましょう。 WindowsやMacOSも、どちらかだけに対応している場合もあるので注意が必要です。 また、別のソフトやメディアと連携が可能かということも、確認しておきましょう。

ソフトによって全然違う

動画の編集・加工ソフトは用途に対応した製品が多く、それぞれに強みがあります。 標準搭載されているソフトでも簡単に始められますが、充実した機能の無料ソフトやプロも使う高機能ソフトも魅力的です。 動画の編集・加工ソフトは、ユーザーの使用用途によってその性能は大きく異なるのです。

スマホじゃなくてパソコンで!

現代ではスマートフォンの機能が充実して、4Kが撮影できるようになりました。 スマホで何でもできるとパソコンなんて要らないのでは?と思いますが、やはり文章を作るのも動画の編集や加工もパソコンが活躍します。 画面が小さいと作業効率も下がり、機能も制限されてしまうので、クオリティに差が生じます。 動画加工する際は、スマホよりパソコンで行いましょう!

まとめ

ここでは、動画加工についての基本用語や注意点をご紹介させていただきました。 Twitter・Instagram・LINEなどのSNSは常に私達と繋がり、簡単に動画の編集や加工ができるようになりました。 これから先も、さらに高品質な動画を作りたい!という探求心や向上心は尽きないでしょう。 皆さんも、動画加工ソフトを利用して、理想の動画を作成してみてはいかがでしょうか?

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