今や、世界の人々の情報ツールの主流となりつつあるSNS。特に日本においては、SNSに対する依存度が高く、もはやSNSなしでは人間関係が危ういと状況になりつつあるとも言えます。そんな中、今更SNSについてよくわからないなんて……言えないですよね。そこでここでは、そんなSNSについて初歩から基本をお伝えします。
SNSとはなんだ?
まずはSNSとは何かについてです。
ソーシャルネットワークサービス
SNSとはソーシャルネットワークサービスのことで、いわば、コミュニケーションツールです。基本的にはこれがSNSでこれがSNSではないという明確な決まりやルール、門司区は基準のようなものは存在せず、ネット上で交流を図れるツールはだいたいSNSです。
そういう意味では、個人のブログや巨大掲示板も立派なSNSです。しかし、今の日本では、SNSといえば代表的な4つのサービスに限定される場合が多くなります。
日本でSNSといえばこの4つ
SNSはネット上のコミュニケーションを取れるすべて、ですが、日本では通常、次の4つを指します。
『Twitter(ツイッター)』『Instagram(インスタグラム)』『LINE(ライン)』『Facebook(フェイスブック)』
他にも当然、SNSはたくさんありますが、基本的にはこれかこれにそっくりな別のものくらいまでが日本ではSNSとして認識されていると言っていいでしょう。巨大掲示板である、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)などは普通SNSとは言いません。
4大SNSのそれぞれについて
ではここからは4大SNSである『Twitter』『Instagram』『LINE』『Facebook』についてそれぞれ説明していきましょう。
140文字のコミュニケーション『Twitter』
まずは、SNSが爆発的に流行るきっかけとなったと言っていいTwitterについて見ていきます。TwitterはTweet(ツイート)と呼ばれる全角140文字で構成される短い文章を使ってコミュニケーションをとるサービスで、その文章は「つぶやき」と言われています。
もちろんこれは世界中で使われているSNSで、最近ではトランプ大統領も大事な法奥をTwitterで行ったりして注目を集めていますね。
日本ではこのTwitterは世界よりも利用者が多いのが特徴。理由は簡単、日本語の「朝」は漢字1文字、英語は「morning」全角換算でも3,5文字と圧倒的に伝えられる内容が多いからなんですね。
写真を使ったおしゃれSNS『Instagram』
2017年の流行語大賞になって以来、今もまだ使われている『インスタ映え』でおなじみのInstagram。その特徴は、なんと言っても写真媒体を基本にした情報共有ツールで、いかに写真を使って『映(ば)える』のかを競い合っている、おしゃれなツールであるということ。
しかも、もともとスマホ用に開発されたものであるため、スマホがネットの中心となりつつあるいま、最も勢いが強く、さらに画像加工が用意というのも人気の秘密。若者間での拡散力がつよいため、起業も注目するSNSのひとつです。また、写真が中心のツールであることから、芸能人が販促に使っているのもこのInstagramであることが多いですね。
もはや携帯電話機能の代わり『LINE』
そして、今や生活の中心にまで入り込んできているSNSがLINE。もともとは若者の間のコミュニケーションツールとして人気を博していたものですが、今や若者に限らず、多くの人にとってかつての携帯電話機能の代わりとしてメインに使われています。
そう、LINEを使えば文字情報のやり取り、つまりメール機能がメールより簡単にできます。さらには通話も可能で、しかもネット環境があれば通話料無しでできる上にテレビ電話もできるのですから、まさに携帯電話機能の全部を肩代わりしてしまえるツール。
さらにはLINEを使ったキャッシュレス機能やゲーム機能などその機能は多彩で、現代人が一日に触ることがないほどの基礎インフラに近くなっているものです。
ビジネスユーザーが多い『Facebook』
Twitterはつぶやき、Instagramは写真、LINEは総合力で考えると、ビジネスユーザーが多い印象なのがFacebook。
基本的に匿名で行われるコミュニケーションが多いSNSの中でも、はじめから匿名性を排除して始まったのがこのFacebookで、かつては社会人の表向けの名刺のような役割を果たしていました。ようは、本名でやっているよそ行きのSNSみたいな感じです。
ビジネスシーンにおいて、初対面の相手であっても「あ、**さんと共通の友達ですね。」という話がきっかけで初対面の方とも仲良くなれたりします。
SNSは用途別に使う
基本的にSNSはこれのうちどれかを使うというものではありません。それぞれの特徴を理解して、それぞれを別用途で使っていくのが正しい使い方になります。それは使用であっても商用であっても同じことです。
例えばSNSマーケティングに取り組もうと思った場合、商品の内容や性質、ターゲットの年齢層などのペルソナ設定を定めてSNSを使い分けることが重要です。それぞれが広告メニューを設定しているため、予算に応じてブランディングや拡散させていくことがバズらせる第一歩になります。