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お客さまが「このサロンいいね」「また来たい」と思ってもらえるような接客対応やサービス内容など、顧客体験を向上させることがサロンで最も重要な経営課題といえます。
また、新規顧客はもとより、リピーターが増えることで、今後の売上の予測を立てることができるようになります。
そして、リピーターが口コミや紹介を広げることでファンも増えていきます。
さらに、新規顧客を増やすのも、最終的にはリピーターを獲得するためといえます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、多くのサロンがますます「リピート」獲得に重きをおいた施策を出しているように思います。
今回は、このサロンにおける顧客体験について、そしてリピート対策について解説します。
顧客体験の向上は技術と接客だけじゃない
これから開業を目指す人は、おそらく現在働いているサロンでも多かれ少なかれ指名客を抱えていると思います。 お客さまがスタイリストを指名するのは、もちろんお客さまが「このスタイリストにカットしてほしい」と思うからです。 スタイリストの立場からすると、「お客さまに満足してもらえる技術を身につけること」「お客さまとのコミュニケーション力や提案力を磨くこと」が顧客体験の向上につながるとわかっているはずです。 しかし、サロンのオーナーという目線に立つと、技術や接客のレベルが高いだけではいけません。 スタイリストのレベルだけでなく、サロン全体の室内環境やサービスの質など、①お客さまがサロンを気になった段階から、②来店されサービスを受け、③会計を済ませて帰られ、④そしてリピーターとして再来店いただく、そこまでの様々な場面において高い満足度が求められるからです。 それを怠ると、いくら高い技術や接客であってもリピート率が落ちてしまうの、常にお客さまの反応や意見に耳を傾け、サロンに不足している点など逐一発見し、改善していくスタンスが大切です。顧客体験を向上させるための施策
サロンの満足度を上げるためには、お客さまとサロンの接点をすべて把握する必要があります。- 認知
- 予約
- 来店
- 待合
- 施術
- 会計
- アフターフォロー