日々の生活にSNSが浸透した昨今、Instagramでのシャドーバンという現象に困っていませんか?
シャドーバンは特に通知されないため、何だか最近おかしいな?と思ったらシャドーバンだったということがあります。
初めは何が原因かわからず、解決の糸口が見えないまま焦る方が多いでしょう。
今回は、Instagramでのシャドーバンについて、確認方法や原因、対処法をご紹介します。
Instagramのシャドーバンとは
Instagramのシャドーバンとは、何らかの規制がかかってタイムラインなどに露出することがなくなってしまう状態です。
シャドーバンの状態でもいつもと同じように投稿でき、アカウントは凍結されていないのです。
新規フォロワーには表示されませんが、既存のフォロワーには表示されるため、いいね!やコメントなどもゼロになりません。
具体的な現象は、フォロワーやいいね!が増えない、ハッシュタグ検索が機能しないなどです。
この時点で「何かおかしい」と気づく人も多いようですが、中には全く気づかない人もいます。
しかし、新規フォロワーが獲得できないため、ビジネスで活用している場合には早急に状態を確認しましょう。
シャドーバンの確認方法
なかなか気づきにくいシャドーバンですが、どのように確認すればよいのでしょうか。
まず、ボリュームが少ないハッシュタグ(完全オリジナル)をつけた新規投稿を行います。
次に、フォローしていない別のアカウントから、投稿したハッシュタグで検索をかけます。
検索後、最新に表示されていなければ、シャドーバンされていると考えましょう。
シャドーバンされていても、自分のアカウントやフォロワーのアカウントの場合、ハッシュタグ検索で見られることがあります。
そのため、フォローしていないアカウントを使用して、状況を確認しましょう。
ビジネスアカウントの場合は、インサイト画面にアクセスして、正常に利用できるか確認することも大切です。
Instagramでシャドーバンが起きるワケ
Instagramでシャドーバンが起きる原因について、よく取り上げられているものをご紹介します。
・外部アプリの使用
自動フォローツールなどのアプリは規約違反につながり、度を超えたアクション(いいね!・コメント・フォロー)も正常な運用とみなされません。
・ハッシュタグ(使用NG・使い回し)
使用が禁止されているハッシュタグや、同じハッシュタグの使いまわし、付けすぎは工夫されていないとみなされます。
・複数のデバイス
パソコンやスマホ、オフィスなど複数の場所からログインすると、スパムアカウントの特徴に抵触します。
・報告
さまざまな考えを持つ人によって報告行為が行われ、それが複数になるとシャドーバンの対象になりやすくなります。
他にもセンシティブな話題、アダルト・暴力・誹謗中傷などの不快な投稿は、通報の有無にかかわらず対象になります。
Instagramのシャドーバン対処法
Instagramのシャドーバンについて、確認方法や原因をご説明しました。
次に対処法を見ていきましょう。
削除
シャドーバンになったら原因をチェックして、心当たりのある投稿などを削除します。
例えば、ハッシュタグからのアクセスが減り始めた時期を目安に、アーカイブではなく投稿自体を削除します。
また、使用している自動アプリを削除し、分析用のアプリも悪影響を及ぼしている場合があるため、削除しておきましょう。
ハッシュタグは利用の有無を調べ、過去に動きがないものや連続している不要なものは削除します。
いいね!やフォローなどのアクションは、過度に付けすぎているなら、すべて削除します。
確認
シャドーバンは、投稿内容やコンテンツの内容を改めて確認することも非常に重要です。
なぜなら、Instagramではポリシーに沿った運用をしなければシャドーバンの対象になり、最悪アカウント削除の危険があるためです。
Instagramの規約には「写真や動画は、自分で撮影したか共有する権利を得ているもののみをシェアしてください」とあります。
本来、スクリーンショットやECサイトの商品画像などの著作権は、元となる記事の投稿者にあります。
そのため、他者のコンテンツを使用する際は、事前に本人の承諾を得た上でその旨を記載しなければなりません。
投稿やコンテンツに関する規約は、有名人なら肖像権やパブリシティ権などもあるため、取り扱いに注意が必要です。
放置
削除や確認などを行ってもシャドーバンが解除されない場合、一旦放置しましょう。
この方法については、さまざまな意見がありますが、一番有効な方法かもしれません。
Instagramと連携しているFacebookもログアウトして、約2日間一切のアクションを止め、放置することが最善の解決方法といえるでしょう。
しかし、解決しなかったケースもあれば、数日で解除されたケース、6ヶ月かかったケースもあります。
2日、あるいは2週間で解除されなかった場合、すべてのコンテンツを改めて確認し、問題のあるハッシュタグやキーワード、アプリを削除します。
また、InstagramからリンクしているURLも確認し、問題があるようなら削除しておきましょう。
まとめ
Instagramのシャドーバンについて、確認方法や対処法をご紹介しました。
最近は投稿することや、いいね!することが先行し、重要な部分を見落としがちです。
シャドーバンは何らかのガイド違反が原因であり、いつもの状態に違和感を覚えることで発覚します。
原因がわかると落ち着いて対処できますが、わからないことがあればプロに相談するのも1つの方法でしょう。