コロナ禍の中、Stayhomeを合言葉に日本人は経験したことのない状況に直面しました。
それは、外に出ることができなくなるというだけではなく、これまで当たり前のように受けられていたサービスが受けられなくなるという未経験の出来事。
そんななかで、多くの人の目に触れる機会が生まれたのが動画コンテンツ。
そして、そうなってくれば当然のごとく注目を浴びるのが、動画コンテンツに付随して行われる動画によるマーケティングになります。
そう、今回のこのStayhomeはまさにそのチャンスなのです。
Stayhome中の敵対メディアによる思いがけない宣伝
Stayhomeによって最も動画マーケティングにとってプラスになったもの。
それは、間違いなく敵対メディアであるテレビメディアによる動画メディアの宣伝行為です。
テレビコンテンツの中心として存在したネットコンテンツ
まず、このStayhome中、テレビコンテンツの中心と言ってもいいほど活用されたのがネットコンテンツ。
多くはスカイプやズームと言った通話アプリがその中心を担っていましたが、テレビコンテンツの中でこういったものが画面に登場しない日はないというレベルでした。
同時に、多くのYouTuberがテレビ画面にでてきました。
更にいうと、テレビメディアによるニュースでは、最も動きの活発なSNSなどのコンテンツが取り上げられるなど、まさに敵対メディアであったはずのテレビからの援護射撃。
これまでネットを見ないそうにも、ネットメディアの今が届けられたのです。
インフラのさらなる拡充
現在、日本において動画コンテンツが見れない環境というのはほとんど存在しません。
どんな山奥の山間部であろうと、きちんと設置すれば動画コンテンツを見るだけのネット環境は整えることができる状態です。
しかし、できる状態にあるというのとできるというのは違います。
きちんとネット環境を整えることができるのに整えていない、いわゆるネットに興味がないからネット環境を整えていなかった層というのは一定数いたのです。
しかし、Stayhomeにより間違いなくここに変動が起こります。
なぜなら、テレビメディアによって、この緊急時に安心して使えるネットメディア、そして通信して顔を見ながら話せるアプリなどが宣伝されたからです。
人の移動が禁じられている中、この魅力はかなり大きいでしょう。
一度整えられた環境は利用される
Stayhomeによって一度整えられてしまったネット環境。
これまでネット環境のなかった人にも、十分に動画を再生し楽しむだけの環境が揃うことになれば、間違いなく動画コンテンツのビジネス上の価値は上がります。
と同時に、動画マーケティングの重要性も跳ね上がると言っていいでしょう。
というのも、一度整備されてしまえば、ネット環境は維持され続けることになるのは明白だからです。
ネットというものは『便利さを知らない』人が使っていなかったメディアです。
一度その便利さと多彩さを知ってしまったら、その環境は間違いなく維持され続けます。
動画マーケティングはどうなっていくのか
Stayhomeで俄然注目を浴びているネットメディア。
今後、間違いなく多くの面でネットにその社会性外交していく中で動画マーケティングは一体どうなっていくのでしょうか。
短いスパンでは大きな変化はない
動画マーケティングという点において、短いスパンで考えると大きな変化はないかもしれません。
というのも、現在、ネットへの流入を果たしている大きなそうとして考えられるのがこれまでネットを使っていなかったそうだと考えられるからです。
そう、高齢者や中高年主婦層と言ったターゲットです。
こういった人たちは、間違いなくまず文字コンテンツから入っていくでしょう。
SNS中心の動画マーケティング
とはいえ、ツイッターなどのSNSへの流入は増えているものと思われます。
人と会えなくなってしまっているStayhomeの環境下においては、こういうコミュニケーションツールの使用頻度は高くなるのが自明だからです。
そうであれば、SNSなどで使える動画マーケティングは効果的です。
動画コンテンツや動画サイトではなく、こういう文字コンテンツの一部としての動画マーケティングは即効性という点で有用です。
今後かなり発展していくことは間違いない
とはいえ、これはネットの進展として当然の帰結ですが、そのうち動画コンテンツも大いに盛り上がるでしょう。
文字コンテンツからネットに流入し動画コンテンツへと流れていくのは、これは目に見えることですし、現在マーケティングの中心が動画マーケティングに移行しつつあるのも現実です。
となれば、Stayhomeデネットに流入した人たちもいずれは動画コンテンツに訪れ動画マーケティングのターゲットになるんですね。
Stayhome後に備えて強化しておく
コロナの終息宣言が出てStayhomeが完全に終了する。
もちろん日本人として待ちわびる事態なのですが、その後に待ち構えているのは、よりネットに傾倒した日本社会の姿です。
そして、より動画マーケティングなどネット上のウェブマーケティングが重要視される時代です。
この期間に、そんな時代に向けてしっかりと備えをしておくべきだと言えるでしょう。