じつは今YouTuberの世界が熱いって知っていますか?
これまでかなり自由度の高い感じで繁栄してきたYouTubeですが、最近この業界のあり方に大きな変化が訪れています。
それが再編と、大手の参入。
これだけを聞くと、YouTuberになるのは今からではだめなような気がしますが、実はそうではありません。
むしろ、今からが熱いという考え方もあるんです。
YouTube業界のメジャー化
今、YouTube業界は大手の参入で沸き立っています。
OmO(オーエムオー)の参入
これまで、かなりの数のよしもと芸人の方がYouTubeに参入してきたのはご存知ですよね。
最も人気を博しているのが、M1の決勝にも残ったことのある人気お笑い芸人の梶原雄太さんことカジサックの家事サックちゃんねる。
他にも、多数のよしもと芸人さんがYouTuberをやっています。
そんな、吉本のYouTuberを束ねているのが、吉本興業のマルチメディア部門であるOmOでなんと芸人さんのYouTubeチャンネルは800チャンネルもあります。
このOmOが、You Tubeの世界に波紋を投げかけているんです。
UUUMとよしもとの業務提携
2020年4月末、吉本興業はyoutuber事務所の最大手であるUUMUと業務提携を結ぶと発表。
UUUMはHIKAKIN、はじめしゃちょー、SEIKIN、フィシャーズ、水溜りボンド、ゆきりぬ、東海オンエアーなど数々の大物YouTuberの所属する事務所で知られています。
この提携により、吉本のYouTube進出の本気度がわかりますよね。
こんご、こうした業務提携の中から、テレビの芸人とユーチューb-のコラボがYouTubeとテレビの両面で展開されていくのは間違い有りません。
YouTubeのあり方が大きく変わる出来事です。
芸能人の進出は今後も続く
元々大きなネームバリューを持っている芸能人。
そんな芸能人のYouTube進出は、今がピークというわけではなく今後ますます一層進んでいくことは間違い有りません。
しかも、コロナ禍によるstayhomeで脆弱さを露呈したテレビメディア。
多くの芸能人が、家にいながらにして発信できる、しかも、テレビの厳しいコンプライアンスを離れて表現ができるYouTubeに流れてくることは言うまでもないのです。
そして、これもまたYouTubeのメジャー化に繋がります。
メジャー化したYouTubeに新規YouTuberの旨味あり
一気にメジャー化が進むYouTube業界
そこに新規参入の旨味はあるのか……と問われればあると答えることができます。
多極化を極めていくYouTube
YouTubeは一気にメジャー化している。
これは、今までテレビメディアこそがメディアだと思っていた人たちが、これからどんどんとYouTubeの視聴者になっていくということなんですが、こうなると最終的に訪れるのは多極化。
つまり、今まで興味のなかった人たちのが視聴することでその好みが大きく分散するというわけです。
この多極化の流れこそ、新規参入にはありがたい流れです。
今後何がウケるのかよくわからない
よくわからない、なんて書いてしまうと不安になるかもしれませんが、実はこれがいいんです。
というのも、これがウケるというのがはっきりと分かってしまっていると、それができない人間は参入しても仕方がないということになるんですね。
しかし、芸能事務所の本格参入やstayhomeによってメジャー化したYouTubeは今後何がウケるのか不明。
つまり、これまで当たり前に成功してきたひとの没落や、当たり前にあったYouTuberの常識のようなものは今後どんどん崩れていきます。
実際、今や過激系配信は人気薄ですし、かつては駄目な動画の代名詞だった長尺の動画も受けてきているんですよ。
平均化と安定化が起こる
ユーチューバーといえば、一部の大手とその他の底辺というイメージがあると思います。
しかし、今後さらなる視聴者の流入が進んでくれば、その先に待っているのは平均化と安定化、つまり、結構誰でもそこそこ稼げるようになる時代が来るということです。
しかも、広告代理店などの広告業もまた、メジャー化によりYouTubeがメインターゲットとなります。
つまりそこに豊富な資金源が加わるということになりますので、副業などでYouTuberを始めるには良い時代になると考えていいでしょう。
これからYouTuberになるには
ではこれからYouTuberを目指すには何をポイントにすればいいのか。
それは、目的意識の高さと意欲です。
ビジネス目線で展開できるか
これからのYouTuberに欠かせないのは、ビジネス目線。
ただ好きな動画をアップする、楽しい動画を作るというのではなく、きちんとしたビジョンの中で潜在顧客を絞ってターゲティングしていくことなどが普通に求められます。
視聴者の動線、獲得の計画と道筋、ブランディング……。
こういったビジネスの目線で物を考えられない限り成功は難しいでしょう。
好きを継続していくこと
これからのYouTuberは個人のキャラ勝負はかなり難しいでしょう。
というのも、そこにはすでに大物YouTuberがいますし、今後は芸能人も入ってきますから戦うのは相当きついんですね。
となれば、作り上げるのは専門チャンネル。
あなたのキャラではなく、紹介する内容やコンテンツ自体に勝ちがある、そういう物が必要です。
しかも、それが好きで、続けていけること。
ある意味それが必須事項ですね。
副業としても旨味ありなYouTuberのチャレンジ
本業にするのはかなり厳しいですが、副業であればYouTuberは魅力的。
これから更に加熱していくYouTube業界に、ぜひともチャレンジしていってみてはいかがですか?