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クラウドソーシングのメリットとデメリット

 

“クラウドソーシング”という言葉を耳にしたことはありますか?

クラウドソーシングとは、企業がインターネットを通じて、多数の個人に業務を発注できる仕組みを表します。

新型コロナウィルスの影響で、様々な部分で在宅ワークの需要が高まっている現代。

インターネット上で業務のやり取りを行えるのが、クラウドソーシングの大きな特徴です。

今後、クラウドソーシングはより広く普及していくでしょう。

今回はクラウドソーシングのメリット、デメリットについてお話させていただきます。

 

 

 

目次

クラウドソーシングのメリットについて

【発注者側】

■必要に応じて様々な人材を募集できる

仕事の発注には、主にインターネットサイトを利用します。

ウェブページから各種のタスク(業務)を個人に依頼できる仕組みになっているため、

自社の人材にはないスキルを持っている個人に対し、受注を呼びかける事が可能です。

企業内で新規に必要となった技術がある場合などでは、適切な金額を支払えば成果物を得る事ができます。

結果として、企業は業務に柔軟に対応することが可能となります。

 

■業務量に応じて仕事を外注できる

業種によっては、時期によって業務量が変動する場合もあります。

そういった場合、多忙期にクラウドソーシングで業務を外注する事が可能です。

主にデータ入力、プログラミング、デザイン、ライティングなど、多様な業務を個人に発注できます。

求めている人材に必要なタイミングでタスクを頼む事ができるので、余分な人件費を抑える事にも繋がります。

 

■発注に手間がかからない

クラウドソーシングで仕事を発注するまでの手順は、非常に簡単で分かりやすいです。

業務内容をウェブサイトに掲載するだけで、あとは受注者を待つだけになります。

自社で業務発注先を探すための手間や費用を削減できるでしょう。

 

■多くの用途がある

クラウドソーシングの用途は、必ずしも業務を外注するだけではありません。

何らかの形でアンケートによるデータが必要となった場合や、個人に商品の試用を頼みたい場合なども利用できます。

企業内で求めているものによって、要所要所でクラウドソーシングの利用を検討してみてもよいでしょう。

 

【受注者側】

■基本的に出勤の必要がない

クラウドソーシングは受注から納品まで、インターネット上でやり取りが完結するので外出をする必要がありません。

コロナ禍の影響は大きく、外出をなるべく自粛しなければならない時代になりました。

そういった時世の中、家を出ずに働ける手段がある意味は大きいと言えるでしょう。

 

■副業に適している

クラウドソーシングで受注できる業務は、必ずしも難しい内容のものばかりではありません。

隙間時間に行えるようなタスクもあり、本業と並行してタスクをこなす事もできるでしょう。

現在よりも収入を増やしたい場合などに、クラウドソーシングを利用する方法もあります。

副業としてクラウドソーシングを行う場合、事前に勤務先と相談してみましょう。

 

■自分のスキルを活かして作業ができる

クラウドソーシングには、あらゆる種類の仕事があります。

イラストの作成、楽曲の作成、プログラミングなど、多様な発注を受ける事が出来ます。

自分の強みが収入に繋がるのは、クラウドソーシングの大きな特徴であると言えるでしょう。

 

以上がメリットの一部です。

 

クラウドソーシングのデメリットについて

【発注者側】

■受注者のスキルがまばらである

クラウドソーシングを行っている受注者は、必ずしも必要なスキルを持っているとは限りません。

場合によっては発注後にスキルの不足などが分かる場合もあり、その場合は適切に対応しなければなりません。

中には、業務の途中で連絡が途絶えてしまうケースもあるようです。

そういった事を防ぐためにも、実績のある受注者に依頼をするのがベターです。

■受注者とのコミュニケーションに気を配る必要がある

受注者と直接顔を合わせていない分、コミュニケーションはより重要なものになります。

新規の受注者に仕事を委託する場合、双方の為に業務内容をしっかりと確認する必要があるでしょう。

事前に報酬や機密保持に関する事など、重要事項を共有していないとトラブルの原因になります。

コミュニケーション不足によるトラブルを防ぐよう、発注者は普段の業務以上に気を配らねばなりません。

■仕事の依頼と受注までにタイムラグがある

クラウドソーシングのページに発注をかけても、受注者がすぐに見つかるとは限りません。

受注者を待たなければならない都合上、仕事を開始したい時に開始できるものではないので、その点には注意が必要です。

 

【受注者側】

■単価の安い仕事が多い

クラウドソーシングを行うにあたり、得られる収入について知っておく必要があるでしょう。

何らかの特別なスキルを持っていない場合、受注できる仕事は単価の安いものになってしまいがちです。

インターネットを使った単純作業、アンケートの回答などは一件数円ほどが相場です。

それらの作業を必要としている発注者はとても多く、根気よく取り組めば収入に繋がります。

受注者は仕事を選択できるので、少額の作業から始めるのも、空き時間でできる単価の高い作業を選ぶのもよいでしょう。

 

■収入が安定しない

場所と時間を選ばずに働けるのがクラウドソーシングのメリットです。

しかし、事前にデメリットもしっかり確認しておく必要があるでしょう。

クラウドソーシングで得られる収入は一定ではありません。

雇用されている場合は一定の給与が支払われますが、クラウドソーシングは仕事量で収入が変わります。

自由時間をあまりにも取りすぎると、収入は大きく減ってしまうでしょう。

ワークライフバランスを自分でとらなければならないのは、クラウドソーシングにおいて難しい事の一つです。

 

 

まとめ

今回はクラウドソーシングのメリットとデメリットについて記しました。

コロナ禍の影響が世界に広がり、今までの社会の仕組みが変わっていくかもしれません。

必要な時に仕事を発注、受注できるクラウドソーシング。その価値はこれからより大きなものとなるでしょう。

これからはインターネットを利用した仕事が増えるかもしれません。

クラウドソーシングを学ぶことは、IT化社会を生き延びることにも繋がるでしょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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