【動画上のボタンを押すと分岐する!?】インタラクティブ動画の仕組み大公開!

  みなさんは「インタラクティブ動画」をご存じでしょうか?インタラクティブ動画とは、動画内にクリックやタップなど、ユーザーが能動的にアクションを起こせる仕掛けを用意することで、動画を提供する企業側と視聴するユーザー相互に作用し対話をしながらコンテンツに興味を持ってもらうことのできる動画のことです。 SNSでよく見かける、動画内にURLがありそれを押すと企業のホームページに移動するあの動画もまた、インタラクティブ動画の一種です。 このようにユーザーが実際に触れることのできる動画が、どのような仕組みで作られているのか不思議に思ったことはないでしょうか。今回はそんなインタラクティブ動画の仕組みについて解説したいと思います。

インタラクティブ動画の内容

まだインタラクティブ動画を一度も見たことがないという方は、どんな動画なのか想像がつきにくいと思います。まずはインタラクティブ動画が通常の動画とはどのように違うのかを解説します。 インタラクティブ化されていない動画(この記事では通常動画と呼びます)は、一度再生ボタンを押すと動画が終了するまでユーザーは何もアクションを起こさず、作成者が用意した動画をただ見続けるだけになります。しかしインタラクティブ動画には、動画の中に分岐点となるポイントが用意されており、そこでいくつかの選択肢が表示され、ユーザーが画面をタップすることでその先に進むことができるという仕組みになっています。このように、ユーザーがアクションを起こすことでその動画が成立するというのが、インタラクティブ動画の特徴です。 選択肢があるということは、その先のストーリーも何パターンか用意されているということです。一度目に選択したストーリーを見終わった後、もう一度別のストーリーを楽しむことができるのもインタラクティブ動画の特徴です。

どうしてインタラクティブ化が必要なのか

そもそもどうして通常の動画ではなく、インタラクティブ化をする必要があるのでしょうか。それは先ほどお話した、インタラクティブ動画の特徴である「ユーザーのアクション」がポイントになります。 TikTokやYouTubeショートに代表されるように、近年では動画尺の短い動画が好まれて見られるようになっています。つまり、長尺の動画をただ見るだけではユーザーはすぐに飽きてしまい、動画の視聴から離脱してしまうのです。ですがショート動画では、作成者が伝えたいことを十分に伝えようとするには短すぎます。そんな時にインタラクティブ動画は効果を発揮します。インタラクティブ動画はユーザーのアクションを必要とするため、動画に飽きてしまう前にもう一度動画へと意識を向けてもらうことができるのです。それに加え、インタラクティブ動画は何パターンかストーリーが用意されているため、一度視聴したとしても別のストーリーを楽しむためにもう一度視聴したくなります。ユーザーはゲームのような感覚で動画を楽しむことができるため飽きにくく、通常動画よりも動画視聴の離脱を防ぐことができるためインタラクティブ化が必要になるのです。  

インタラクティブ化することでどのようなメリットがあるのか

インタラクティブ動画は主にマーケティングシーンで活用されます。その際にメリットになることを3つご紹介します。

①エンゲージメントの向上につながる

先ほどご説明したように、インタラクティブ動画はユーザーに自発的なアクションを促すため、高いエンゲージメント率が期待できます。見る人によって興味があることは異なってしまうので、通常動画のようにひとパターンの内容ですと、こちらが用意した内容に興味がある人にしか刺さらなくなってしまいます。ユーザーの興味のある項目をユーザー自身に選んでもらうことができるため、より幅広いユーザーの興味に合わせた情報提供が可能になるのです。

②意図やメッセージが伝わりやすい

インタラクティブ動画は求職者向けの企業の紹介動画などにも活用されており、ブランディングにも効果があるとされています。動画をインタラクティブ化することで、自分の興味のある施設や部署を選択肢から選び社内見学をすることができるため、会社に足を運ばなくても自宅から企業のことを深く知ることができるのです。

③コンバージョンレートが高い

コンバージョンレートとはそのWEBサイトの訪問者の何割が購入や問い合わせに至ったかというのを表すものです。インタラクティブ動画はそのコンバージョンレートが高く、成果に繋がりやすいのです。例えば、動画内にURLが表示されて、それをタップすることでECサイトなどに飛べるというのもインタラクティブ動画のひとつです。動画内に「○○で検索!」と書かれていたとしても、よっぽど深く興味を持っているユーザーでなければ、わざわざ動画を閉じて検索サイトを開いて検索をかけるという手間はかけないでしょう。しかし動画の視聴後、興味が湧き始めたタイミングを逃さず、ワンタップで別サイトに誘導できればスムーズに購入や問い合わせへと促すことができるでしょう。  

まとめ

いかがでしたでしょうか?インタラクティブ動画がマーケティングシーンで活用されるのは、このような仕組みがあるからなのです。今までインタラクティブ動画に触れたことがないという方はこれを機に触れてみてください。新鮮なワクワク感を体験できると思います。また、本コラムを読んで、ご自身がインタラクティブ動画を使用してコンテンツを発信する側になりたい、と思われた方もいるかもしれません。そんな方はインタラクティブ動画のシステムを提供するサービスの中から、比較検討してご意向に沿ったものを探してみるのはいかがでしょうか。

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