なぜ制作ディレクターが重要な役割なのか
2022年02月05日

はじめに

制作物を作るには制作ディレクターと呼ばれる存在が欠かせません。

そもそもディレクター職とは、「監督」全般のことであり、主に制作物全体の演出・指揮をとります。また具体的には、「どんな風に作るか」を考え、クリエーターに指示を出すいわば、指揮系統と実戦部隊をつなぐ仕事をしています。

ここではなぜ制作ディレクターが重要なのかをご紹介したいと思います。

 

クリエーターに指示を出し、進捗管理をする

クリエーターへの指示出しは、制作ディレクターの役割のひとつです。

クライアントは、どんな情報を発信し、それによって何をしたいかということを考えています。

クライアントの意向をヒアリングし、確認しながら「どんな風につくるか」を考え、クリエーターに指示を出します。

これは、当初の目的とは違うものが出来上がってしまうのを防ぐためです。

例えば、クライアントの意向とはかけ離れたものが出来上がってしまったりすると、クライアントの不信感につながってしまうかもしれません。その為にも、どんな風につくるかということを細かくクリエーターに伝え、正確に理解してもらう必要があります。

 

また、進捗管理をすることも制作ディレクターの仕事になります。

クライアントの希望をもとに全体のスケジュール感を算出し、詳細のWBSやガントチャートに落とし込んでいきます。

一般的に制作ディレクターが数ある業務の中で一番重要な業務は進捗管理とも言われています。

クリエイターを含めプロジェクト全体の進捗管理をしながら進行状況を見極め、適宜スケジュールの調整や修正を行い、納期までに納品をしなければいけないからです。

いわば制作ディレクターによる進捗管理が、プロジェクトの成功を左右するといっても過言ではありません。

プロジェクトが成功する為にも、進捗管理や指示、相談を行っていくのが制作ディレクターの役割なのです。

制作について何もわからないクライアントの意向に沿い、相談にのっていくことはもちろん、より良い企画内容をクライアントへ提案していくのも制作ディレクターの仕事であり、クライアントが言語化しにくい要望も丁寧に汲み取ってプロジェクトに反映していきます。

 

 

 

クライアントやクリエーターとのコミュニケーション

クライアントやクリエーターとのコミュニケーションは、制作をスムーズに行う上で重要なポイントとなってきます。自分以外の誰かが制作に関わる以上、独断で制作を進める事は出来ないからです。制作に関する取り決めや、連絡事項、スケジュールの共有など、関係者との「情報共有」を行って円滑に制作を進めるためには、関係者とのコミュニケーションが重要です。

 

先程も申し上げた通り、制作ディレクターは現場監督に当たる仕事です。リーダーシップを発揮するのはもちろん、チームの雰囲気にも気を配り、クリエーターのモチベーションを維持していくのも役割のひとつです。
また、クライアントの意向を汲み取るのはもちろん、内部の意見を吸い上げてよりよい制作をする為にコミュニケーションは必須となってきます。

例えば、双方の立場を主軸に主張を展開していたのでは、うまくコミュニケーションは取れず話は平行線を辿るばかりです。最悪は制作がストップすることもありえます。

こういった状況になる前に、ディレクターは双方の間に立って「コミュニケーションの要」になる必要があります。

 

 

トラブルの対応力

技術的な問題で、システムエンジニアから要件を変更したいと言われたり、クライアントから突然、情報の差し替えを要請されたりするなど、トラブルが起き

ることも想定しないといけません。むしろ、こうしたトラブルがあったときこそが制作ディレクターの対応力が問われます。
トラブルの原因を見つけてそれを修正し、その後の作業の流れを冷静に的確につくることが求められます。

制作の作業には複数の人が関わる為、トラブルの原因は、未然に防ぐことのできない不可抗力である場合が多いです。
クライアントの意向をきちんと理解できていなかったり、正確に制作スタッフに伝わっていなかったりするとトラブルは起こります。これは制作ディレクターのコミュニケーション不足が原因です。自分の仕事も客観的に見つめていくことで、スキルアップにもつながりますし、信頼関係を獲得していくことができるのです。

どんなトラブルが起きても柔軟に対応できるようになるには、プログラムなどの知識も必要です。けれども、実際に作業をするのはクリエーターです。彼らを上手くまとめて現場を動かしていくには知識だけでは難しいです。
常に自身のスキルアップを行い、どんなイレギュラーにも即座に対応できる行動力が制作ディレクターには必要です。

 

 

品質管理

ここで言う品質とは、「クライアントの要望通りの商品になっているか」「デザインや機能に問題はないか」など、制作物の見た目・使いやすさなどのことを指します。

品質を管理することによって、クライアントの要望通りに仕上がっているだけではなく、クライアントへ利益をもたらす制作物となるのです。
またガイドラインに沿って制作するのは当然のことです。その上で、事前に行った市場調査が反映されているか、ターゲットにとっても有意義な制作物となっているかなど、様々な視点から利益を追求してこそ品質管理と言えます。
ただ、品質管理は制作ディレクターの仕事の1つですが、全て1人で担当するのは難しいです。その為にも制作ディレクターは社内で共有できるガイドラインをしっかりと作成し、全員が品質管理を意識して作業できる環境を整えられるようにチェックする必要があります。

 

 

様々な役割を果たしている制作ディレクター



このように制作ディレクターとは、様々な役割を果たしています。
だからこそ、制作現場において制作ディレクターの役割が重要となっているのです。クライアントの意向を汲み、クリエーターに指示を出すという、いわばプロジェクトにおける架け橋の役割であり、その大変さや難しさも充分理解できます。

クライアントとは信頼関係を構築していかなければいけませんが、淡々と一方的に連絡事項を伝えるだけや、従属的に相手の意見を聞き入れることは「信頼関係」とはいえません。
制作ディレクターとして、さまざまな知見の場に立ち、対話を重ねながら、共に問題解決を目指すパートナーとなることを大事にしていかなければなりません。
果たすべき役割ややるべき事が多く、それらについてよく考え、調整していかなくてはいけない。それだけ制作ディレクターは大変な役割を担っているのです。

 

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