フランチャイズのメリットデメリット(フランチャイザー)
2020年11月24日

フランチャイズは本部であるフランチャイザーと加盟店であるフランチャイジーによって成り立っています。本部であるフランチャイザーと加盟店であるフランチャイジーでは立場が違ってきますので、それぞれのメリットやデメリットも異なってきます。

ここでは、本部であるフランチャイザーにとってのメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います。

 

フランチャイザーにとってのメリット

 

本部であるフランチャイザーには、フランチャイズという形ではなく直営店を展開するという選択肢もあります。しかしながら、直営店ではなくあえてフランチャイズを選んでいるところが多いということは、フランチャイズならではのメリットがあるのです。

 

【コストダウン】

フランチャイザーにとってのメリットとしてまず挙げられるのが、コストダウンです。先では直営店を展開する選択肢もあるという話をしましたが、直営店の展開というのは思っている以上にコストがかかってしまうのです。

例えば、直営店をオープンするとなった場合、どこに出店するか場所を探さなければいけませんし、場所を決めたら土地代もかかります。その土地に店舗を建設するための費用もかかりますし、その店舗で働くスタッフの人件費なども必要になります。これをすべて企業側、つまり本部で負担しなければいけないのです。

一方で、フランチャイズになってくるとこういった費用の一部を加盟店であるフランチャイジーが負担することになります。加盟金や保証金、準備金などの形でフランチャイジーに費用を負担してもらうことになりますので、フランチャイザーで負担する費用を抑えることができるのです。

また、フランチャイズという形で店舗が増えることによって、大量に仕入れ、大量に生産するということも可能になります。こういった部分でもコストダウンが期待できますし、店舗が増えることで流通面でのコストダウンにもつながってきます。

 

【短期間で規模を拡大できる】

先でもお話しましたように、フランチャイズの場合にはフランチャイザー側で負担する費用を抑えることができます。コストダウンできるからこそ、その分、手を広げやすくなります。もちろん、フランチャイジーがいてくれることが前提にはなりますが、フランチャイズだからこそ短期間で規模を拡大できるという部分もあるのです。

短期間で規模を拡大できるということは、それだけ知名度がアップするということでもあります。知名度がアップすることによって、より多くの顧客が集まってくるため、売上のほうでも良い影響が出やすいのです。もちろん、短期間で規模を拡大することが絶対的に良いというわけではないものの、それで成功した例もあるのです。

 

 

 

フランチャイザーにとってのデメリット

 

先ではフランチャイザーにとってのフランチャイズのメリットについてお話しましたが、メリットばかりというわけではありません。フランチャイズという形をとることで出てくるデメリットもあるのです。

 

 

【フランチャイジーの利益がそのままフランチャイザーの利益になるわけではない】

フランチャイジーというのは、それぞれが個人事業主という扱いになります。そのため、フランチャイザーの下にフランチャイジーがいるわけではありません。あくまでもフランチャイザーとフランチャイジーは、ビジネスパートナーなのです。

フランチャイズというとフランチャイジーの利益がそのままフランチャイザーの利益になると思っている方も多いようなのですが、実際にはそうではありません。フランチャイジーの出した利益の一部をフランチャイザーがロイヤリティとして受け取るのみなのです。

ロイヤリティの割合を大きくすればより多く利益を受け取ることができますが、ロイヤリティの割合が大きくなると今度はフランチャイジーが減ってしまう可能性があります。利益が出てもそのほとんどを持っていかれるようなところとビジネスパートナーになりたいと思う方はそうそういません。

 

 

【フランチャイジーのコントロールが難しい】

フランチャイズというのは均一の商品やサービスをより広い範囲で提供できるのが魅力なのですが、やはり店舗によって質や内容に差が出てくることもあります。直営店でもそういったことが起こるわけですから、直営店よりもやや距離感のあるフランチャイジーになってくると質や内容の差もより出やすくなってきます。

十分な人材の育成と教育訓練の時間を確保したとしても、フランチャイジーの裁量といった要素は完全に排除することができません。そのせいでブランドイメージが悪くなってしまうこともありますので、フランチャイザーはフランチャイジーを見極めていかなければいけません。

特に、ユーザーや消費者にとってはその店舗が直営店なのか、フランチャイズ店なのかという部分はあまり関係ありません。「A」という店舗なのであれば、それが直営店であろうがフランチャイズ店であろうが何かしらの問題があれば「A」というブランドイメージが悪くなってしまうだけなのです。

たった1店舗であっても、接客態度に問題があったり、商品やサービスの質に問題があったりすればそれがブランド全体へのダメージとなるのです。今はSNSなどでの拡散リスクもありますので、たった1店舗でも思っている以上の打撃を受ける可能性があります。それがフランチャイザーにとってのリスクであり、デメリットでもあるのです。

 

 

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